私は違う捉え方をしていて、
①フェミニストは総じて女性の権利向上を志向する
②行動の原動力は自身の性別に対する差別や不当な扱い
これには誰も異論が無いと思いますし、これがフェミニストの本質であると言えば誰もが肯定するでしょう。ただし…
男女平等が未達成の社会においては、今のフェミニストの大半がそうである様に女性と自分の自他境界が無くとも、
【自分の権利向上≒女性の権利向上】
になり得たのに対し、日本を含む先進国の様に男女平等が高度に達成され、価値観が多様化した社会においては自身の権利向上が他の女性の権利侵害であると言うコンフリクトが多々起こる為、
【自分の権利向上≠女性の権利向上】
になる、それだけの事。
つまりフェミニストの本質は昔から何も変わっていないんです。
それでも自他境界の線引きをできず、昔通り自分が女性全体の代弁者であると盲信して他人の権利を傷付け、自分の権利(鬱憤を晴らしたい、自分が不快なモノを視界に入れたく無いと言った理不尽なもの含む)を主張しつづけるのが、フェミニスト。