家族らの高齢者虐待 昨年度の相談・通報は過去最多

 高齢者が家族などから虐待を受けたとして、県内の自治体に相談や通報があったのは、昨年度の1年間で1900件余りで、過去最多となったことが分かりました。

 県によりますと、高齢者が家族などから虐待を受けたとして、県内の自治体に相談や通報があったのは、昨年度の1年間で1952件で、これまでで最も多かった一昨年度を39件上回りました。

 虐待を受けたうち、74.6パーセントは女性です。虐待をしたのは、▼息子が36.3パーセントと最も多く、次いで▼夫が25.8パーセントでした。

 相談や通報をしたのは、▼警察が42.2パーセント、次いで▼介護支援専門員などが19.5パーセントとなっています。

 県は、高齢者をはじめ、児童や障害者に対する虐待の通報を電話で受け付けるダイヤル「#7171」を設けています。

 「#7171」は24時間365日対応していて、県は虐待の疑いがある場合などは迷わず連絡してほしいと呼びかけています。

全国のカピバラが“長風呂対決” 結果は・・・

 全国5つの動物園のカピバラが、どれだけ長く湯船に浸かれるかを競う、毎年恒例のイベント「長風呂対決」。

 ことしも東松山市にある、こども動物自然公園のカピバラが出場しました。

 イベントには、毎年、こども動物自然公園をはじめ、栃木・静岡・石川・長崎、合わせて5つの動物園のカピバラが出場しています。

 「長風呂対決」は、それぞれの動物園で、同じ時刻に一斉にスタートし、湯船に入ってから出るまでの時間を競います。

 こども動物自然公園からは今回、メスの「心音(ここね)」がエントリーしました。

 そして、午前11時、戦いの火蓋が切られましたが、「心音」はエサを食べたり、ひなたぼっこをしたりしてくつろぎ、一向に湯船に浸かる気配はありません。

 この間に、娘の「ヘチマ」が先にお風呂に入ってしまいました。

 対決開始時刻からおよそ3時間。娘の「ヘチマ」と入れ替わるように湯船に浸かり、ようやく競技がスタートしました。

 記録は4分22秒で、「心音」は、出場した5頭のうち4位。

 優勝は、那須どうぶつ王国(栃木)の「こはる」で、3時間50分59秒でした。