いいボードだと思って買ったら…すぐ上位互換が見つかりました!チクショー!
Raspberry Pi Pico 単体では、人間向けの入出力はLEDが1個あるだけであり、実験がしにくい。
そこで、手頃に入出力を試せる製品を探していた。
アリエクで見つけた製品
以下の製品を見つけた。
Raspberry Pi Pico を接続すると、各入出力ピンの状態をLEDで表示してくれるというものである。
早速買ってみた。購入価格は 1,174円であった。
基板本体は、Raspberry Pi Pico を挿すための端子・信号を引き出すための端子・状態表示用LED・ピン名の表示のみのシンプルなものである。
基板の裏面にも、端子名 (GPn) が表示されている。
この製品では、LEDにより各ピンの出力を見ることはできるが、入力を与えるための部品は一切無い。
さらに、よく見ると開発用途のみと書かれている。
しかも、ご丁寧にかなりの多言語 (12言語!) で書かれており、よっぽど重要なようである。
そのため、学習やデモの展示などの開発以外の用途で使ってはいけなそうで、不便そうである。
スイッチサイエンスで買えた製品
その後、RP2040 (Raspberry Pi Pico に使用されているCPU) 関係の製品の情報を見ていると、こんなものを見つけた。
Maker Pi Pico & Kits: Simplifying Raspberry Pi Pico for Beginner
Raspberry Pi Pico の入出力ピンの状態表示に加え、入力用ボタン、リセットボタン、フルカラーLED、ブザーなどの基本的な実験に便利そうな部品がついている。
スクリューターミナルはついていないので完全な上位互換ではないが、自分にとってはスクリューターミナルは使わなそうだし、かわりにGroveコネクタがついていてむしろ便利そうである。
しかし、よくわからない販売サイトに載っており、買い方がよくわからない。
…と思ったら、商品の種類を選択してみると「Buy locally from a partner」というのが出てきて、Japan を選択するとスイッチサイエンスで買えることがわかった。
Maker Pi Pico Base — スイッチサイエンス
買った。購入価格は 1,628円であった。
「開発用途のみ」的な制約も無さそうである。
基板の表面には、端子名 (GPn) が書かれている。
信号を引き出すための端子は、ピンヘッダではなくピンソケットになっている。
単に入出力ピンの状態を表示するだけでなく、入力ボタンやフルカラーLEDなどの実験に便利そうな部品が色々ついている。
リセットスイッチがあり、電源を抜かなくてもリセットできるのも便利そうだ。
基板の裏面には、GPn の端子名に加え、UART・I2C・SPI・ADC の機能の割り当てまで書かれている。
おわりに
便利そうな製品を入手しても、使わなければその意味は薄くなってしまうだろう。(観賞用にするという選択肢もあるが)
今回入手した製品を活用して Raspberry Pi Pico の使い方を学び、使いこなせるようになっていきたい。
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