今回は小数の割り算という小数の計算の中でも最も複雑で難しい問題に挑戦しましょう。
しかし、計算しにくい理由を特定して取り除くことが出来ればスラスラ解けるようになります。
出来るだけ計算しやすくする工夫を考えてみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
4.2÷1.4−2
小数同士の割り算が一番の難関ですね。
解説
この問題の答えは「1」です。間違えないで計算する方法をしっかり思い出しておきましょう。ポイントは小数の割り算ですね。今回は分数を利用した方法で解いてみます。そのためにまずは、分数と割り算の関係を振り返りましょう。
分数と割り算の関係
・◯÷□=◯/□
ただし、□には0は当てはまらないものとする。
これは小数であったとしても使える方法です。
4.2÷1.4
=4.2/1.4
分数に直すことが出来ましたが、小数点はついたままですね。ここで、分数の分母と分子に同じ数を掛けても分数の大きさは変わらないことを利用します。つまり、分母にも分子にも10を掛けて小数点を外していきましょう。
4.2/1.4
=(4.2×10)/(1.4×10)
=42/14
=3
整数だけの分数に直してから約分することでスッキリした答えにすることが出来ました。ちなみに42/14を一発で約分出来なくても問題ありません。まずは2から約分して、
42/14
=21/7
=3
とすることが出来ます。もしも小数点以下の桁数がバラバラだった場合は、分母・分子のどちらともが整数になるまで10を両方に掛けることで整数に直します。
さて、最大の難関である小数の割り算を計算することが出来たので、残りは引き算の計算ですね。
4.2÷1.4−2
=3−2
=1
これで計算完了です。
まとめ
久しぶりに解くと戸惑ってしまう小数の計算ですが、整数に直すことで簡単に計算することが出来ましたね。
焦らずに、整数に直すこと、分数にして計算する場合は約分ができないか確認をすることがポイントです。
他の数学問題にもチャレンジして、計算力を鍛えていきましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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