今回は皆さんの計算力を試せる一問です。
二桁×二桁の計算なので、筆算を書いて解くのが普通ですが、ある工夫を行うことで筆算よりもスピーディーに、より簡単に解くことが出来ます。
どんな工夫だったか考えることに焦点を当てて、筆算NGで解いてみましょう。
この計算方法を使いこなすことが出来れば、非常に高い計算力が身につきますよ。
問題
次の計算をしなさい。
12×18
暗算では解くのはとても難しそうですね。
解説
この問題の答えは「216」です。筆算なしで解く方法はいくつかありますが、今回はその中でも一番考えやすい方法で解いてみましょう。キーワードは分配法則です。
分配法則
・(◯+□)×△=◯×△+□×△
・◯×(□+△)=◯×□+◯×△
この分配法則には数字が三つ登場していますので、これを利用するためには、12か18のどちらかの数字を分解して数字をあと一つ増やす必要があります。そこで今回は、12を10と2に分解してみましょう。すると、
12×18
=(10+2)×18
=10×18+2×18
=180+36
=216
と計算することが出来ました。筆算をする必要はなく、10を作ることで計算しやすい掛け算になりましたね。
ちなみに、12ではなく18を分解したとすると、
12×18
=12×(10+8)
=12×10+12×8
=120+96
=216
となり、もちろん同じく正しい答えが出てきます。
まとめ
九九の範囲を超えた大きな数同士の掛け算では分配法則を利用すると解きやすくなります。
コツは10や20といったキリの良い数を基準に分解することです。
どちらを分解した方が計算しやすいかはケースバイケースで個人差がありますので、色々な計算を試してみてください。
ぜひ、他の問題にも挑戦してみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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