他人の電子決済で購入疑い、中国人逮捕 ビデオ通話の表示画面を複製か

愛知県警本部=名古屋市中区
愛知県警本部=名古屋市中区

ビデオ通話で他人に電子決済サービスの決済コードを表示させて画面を複製し、不正使用して大阪市内の店舗からゲーム機4台をだまし取ったとして、愛知など4県警の合同捜査本部は29日、詐欺の疑いで、中国籍の大学院生、王瑋鵬容疑者(27)=埼玉県川越市=を逮捕した。スマートフォンのビデオ通話機能を悪用して不正取得していたといい、組織的な詐欺事件とみて調べている。

愛知県警によると、同様の手口での被害が全国で多発。偽のショッピングサイトに誘導された利用者が、欠品を理由とした返金手続きの際に、ビデオ通話で画面共有しながら決済アプリを操作するよう指示され、表示した決済コードが複製されていたという。

同県豊田市の男性(46)が7月、電子決済の不正利用に気づき被害を申告。王容疑者は商品を購入する「買い子」とみられ、不正購入した物品は転売され、売却益は約3千万円に上るとみられる。

逮捕容疑は7月27日、大阪市東成区の店舗で2回にわたり、店長の男性(46)らからゲーム機計4台(販売価格計約21万円)をだまし取ったとしている。容疑を否認している。

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