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【開運日のパワーを味方に! 2025年上半期吉日カレンダー】月ごとに吉日の種類と開運アクションまでを総まとめ

2025年上半期の各月吉日と月毎の傾向や開運ポイントを一括リストアップ! 入籍や引越し、起業といった人生における節目から、お財布を変える、旅行に行くといった日常のちょっとしたイベントまで──古くから日本で「選日」と呼ばれてきた吉日開運日にそれらを行うことで、その後の運気がグンとアップするといわれています。一粒万倍日や天赦日など、日本古来のラッキーデーのパワーを味方に、2025年前半もハッピーに過ごして。

転職や結婚、引っ越し、起業、金運アップをはかる……そんな人生を左右するようなアクションを起こすならば、古くから日本で親しまれてきたラッキーデー“選日”に行うのがおすすめ。何かを始めたり決断するのに向く縁起が良いと言われる選日ですが、どのような背景のもとに定められ、どんな種類があるのか──それらをきちんと把握している人は意外と少ないかもしれません。

一粒万倍日や天赦日のほか、寅の日や巳の日など、それぞれの由来や意味合いを知り、 “選日”パワーを上手に味方につけることで、心も体も健やかに保ちつつ、2025年前半をさらにハッピーに過ごしましょう。

1 そもそも、ラッキーデー「選日」とは何が基準?

2 一粒万倍日や天赦日、寅の日etc.、吉日の種類と違いを解説!

3 2025年前半(1月〜6月)各月の開運アクション&吉日カレンダー

1 そもそも、ラッキーデー「選日」とは何が基準?

Photo: kanpirom janwong/Getty Images Plus

選日は陰陽五行説に基づいて選ばれています。では、なぜ、陰陽五行説で選ばれるのでしょう? 古代中国で生まれた自然哲学思想である陰陽説と五行説が結合し、日本で陰陽道として独自の発展を遂げました。この陰陽道は、“天皇が治める日本を守るため”のものでした。つまり、安倍晴明が所属していた陰陽寮は国の機関だったわけです。守るべき日本には、日本国民や日本に暮らす人も含まれます。そんな由来を持つ選日を私たちも積極的に活用し、ハッピーになろう! ということなのです。

選日は長年、旧暦に記載されてきました。明治に入り、新暦が採用されるとともに「迷信だから」という理由で存在が薄くなりましたが、最近、また見直されてきています。これは従来の、中国の漢籍を出典とする元号ではなく、日本の古典『万葉集』を出典とする、初めての和風元号である令和の時代ならではの現象だと、私は見ています。時代が、いっそうの日本らしさを求めているのかもしれません。そういう意味で、選日を活用することは今の日本に生きる私たちにふさわしい開運アクションと言えます。

ところで、陰陽五行説ルーツの選日とは、どのようなものなのでしょう? そのほとんどが、平安時代のスーパー陰陽師、安倍晴明が書いたとされる書物による手法で定められているようです。まず、木火土金水という、この世を司る5つのエレメントがあり、木→火→土→金→水の順で無限に循環し、矢印の流れでエネルギーを生み出します。逆に木は土の、土は水の、水は火の、火は金の、金は木のエネルギーを抑えてしまいます。この考え方をベースに、立春や夏至など、太陽の動きによって定められる二十四節気の月と、1日ごとに割り振られた干支の組み合わせで決められています。たとえば、一粒万倍日は2月(啓蟄から清明の前日までの寅の月)なら、酉と寅の日、3月(清明から立夏の前日までの卯の月)なら、子と卯の日というように。

2 一粒万倍日や天赦日、寅の日etc.、吉日の種類と違いを解説!

Photo: Anke Scheibe Hochzeitsfotografie

・天赦日

天が地上のあらゆる物の罪を許し、万物を養い育ててくれる日。二十四節気における春の戊寅、夏の甲午、秋の戊申、冬の甲子の日の年6回前後あり、何をやるにも最強の吉日で、特にこの日に始めたことはうまくいくとされています。特におすすめは婚約、結婚、独立、起業。また、お稽古ごとや勉強、趣味を始めるにも向いています。金運アップも期待できるので、財布、不動産や株などの購入にもおすすめです。

・一粒万倍日

1粒の籾が育ち、万倍もの実りになって戻ってくるという縁起のよい日。二十四節気における3月(現在の新暦とは異なり、清明から立夏前日。2023年では4月5日〜5月5日)なら、子と卯の日が当てられていて、月に4~7回あります。この日に始めたことは増えたり広がったりするので、婚約、結婚、独立、起業。お稽古ごとや勉強、趣味の開始、貯金、株や宝くじの購入によしとされています。逆に借金も含め、マイナスなことは避けるといいでしょう。

・寅の日

金運UPを目指すなら、この日! と言われているのが、寅の日です。日本の思想は古代中国から学んだものが多いのですが、虎は彼の地では竜と並んで、邪気を祓う神聖な生き物とされてきました。また、金色の毛皮が金運に。そして、「虎は千里往って千里還る」と言われることから、1度出ていったものが戻ってくるという意味を込めて、財布から出たお金が戻ってくる、旅行に行ったら無事に戻るとされています。なので、財布や宝くじを買ったり、旅行に行くのにふさわしい日です。逆に葬儀は婚礼は避けた方がいいでしょう。

・巳の日

巳、つまりヘビの日もまた、金運UPの日。七福神の一柱であり、金運や商売繁盛、芸術や芸能、学問、勝負ごとを司どる弁財天の使いが白蛇であることから、巳の日は金運をはじめ、弁財天が司るジャンルについて願うのがよいでしょう。巳の日は12日ごとに巡ってきますが、60日に1度、年6回巡ってくる十干の巳(つちのと)と重なる己巳の日はその効果が倍増します。この日は独立、起業、財布や株、宝くじ購入。また、勉強や習いごとを始めるといいでしょう。

・天一天上日

方角の神さま、天一神が天上界に昇っている期間。 癸巳の日から戊申の日までの16日間を指し、この期間は神の祟りがなく、どこに出かけるにも吉とされています。 旅行や掃除をするのに最適な日とも。

・三隣亡

諸説ありますが、江戸時代には「三輪宝」と呼ばれる吉日だったのが、近代以降、よくない日とされ、この日に棟上げや土起こしなど、建築に関わることを行うと3軒隣まで滅ぼすとされてきました。藤島的な解釈としては、三隣亡が重なった場合、建築に絡むような行動を避けて、選日のラッキーパワーだけをありがたく頂戴すればOKとしました。

3 2025年前半(1月〜6月)各月の開運アクション&吉日カレンダー

Photo: Tanja Ivanova

2025年1月 周囲は気にせず自分のペースで目標に向かって邁進して

7日 一粒万倍日
9日 寅の日
12日 巳の日
17日 大安
19日 一粒万倍日
23日 大安
24日 巳の日
※ 仏滅や不成就日など縁起が悪い日と重なる日を避けて選びました(以下同)

東洋の暦では1月はまだ“甲辰”の年。まだまだ出世や発展する“気”に後押ししてもらえる時期ですから、仕事に精を出すのがおすすめ。ライバルは周りではなく、あくまで自分。周囲を気にせず、自分のペースで定めた目標に向かって努力しましょう。目先のことに一喜一憂せず、やるべきことをやる、というマインドが大切です。金運に恵まれる時期ではありますが、財布の紐は引き締めて。確定申告が必要な人は、1月のうちから準備をするといいでしょう。

2025年2月 変わることを恐れず、柔軟に対応すると大きなリターンが

2日 大安・寅の日
5日 巳の日
6日 一粒万倍日
14日 大安・寅の日
17日 巳の日
18日 一粒万倍日
20日 大安
25日 大安

2月3日の立春から、今年の干支、乙巳(きのと・み)の年が始まります。変わることを恐れず、柔軟に対応していくと実力以上のモノが手に入るでしょう。ただ、それを安定させるには地道な努力が必要になります。日々、学びつつ、周りの人と協調するよう心がけるといいでしょう。困ったことがあれば、誰かが「こうしたらいいんじゃない?」と教えてくれるはず。逆に困っている人がいたら、迷わず手を差し伸べて。

2025年3月 構えず、気楽に新しいことに挑戦を

3日 大安
5日 一粒万倍日
10日 一粒万倍日・天赦日・寅の日(ただし、三隣亡)
13日 巳の日
15日 大安
21日 大安
22日 一粒万倍日・寅の日(ただし、三隣亡)
27日 大安
31日 大安

新しいことを始めましょう。ずっと続けなくてもいいのです。「あ、おもしろそう」とか「やってみようかな」くらいの軽いノリでもかまいません。とにかくやってみる! そして、万が一違ったら「あ、違ったね(笑)」と笑ってすませてしまえばいいのです。トライしてみて初めて、自分に合う、合わないがわかったり、「だったら、こうしたほうがいいな」とアイデアが浮かぶこともあるでしょう。それこそが重要なんです。また、日頃付き合わないような人と軽く、一瞬でいいので接してみるのもおすすめです。

2025年4月 得意ワザをさらに磨き上げるといい時期

3日 一粒万倍日・寅の日(ただし、三隣亡)
4日 一粒万倍日
12日 大安
13日 一粒万倍日
15日 寅の日
16日 一粒万倍日
18日 大安・巳の日
24日 大安
25日 一粒万倍日
27日 寅の日
29日 大安
30日 己巳の日

自分の得意ワザをさらに磨き上げるといい時期。それも、人には言わずにこそっと練習する感じがベターです。仕事でも趣味でもなんでもかまいません。料理や洗濯などの家事でもいいでしょう。磨き上げた結果、それが収入につながることもあるかもしれません。ただし、ズルはNG。「ここまで磨き上げるぞ!」と気合を入れて、一心に取り組むのが開運の道。あとは多少のことは気にしないこと! 大局を見て、前進あるのみ!

2025年5月 変哲のない日常のなかで本質を磨いて

5日 大安
11日 大安・一粒万倍日
12日 巳の日
21日 寅の日
23日 大安・一粒万倍日
24日 巳の日
27日 大安

安定した地道な部分を大切にしましょう。特別なことが起こらない日々を「変わり映えしなくて退屈」と捉えるより「何事もなくてありがたい」と受け止めたいもの。見栄えより、本質・中身重視でいきましょう。たとえば、時間に余裕がなく、どちらかしか選べないとしたら、着飾るよりも、部屋の隅々まで掃除をするというチョイスを。そういった行いこそが品格を培ってくれます。内側からにじみ出るエレガンスを目指しましょう。

2025年6月 自由にノリよく、フットワーク軽く泳ぐが吉

2日 大安・寅の日
3日 一粒万倍日
4日 一粒万倍日
5日 一粒万倍日・巳の日
6日 一粒万倍日
14日 大安・寅の日(ただし、三隣亡)
17日 一粒万倍日
18日 一粒万倍日
20日 大安
26日 寅の日(ただし、三隣亡)

もう自由でいいんです。好きにやってしまいましょう! 6月は周りを気にして、行動をしないことで運気が下がってしまいがち。「いけるでしょ!」とフットワーク軽く行動するほど、いい方向に進めるはずです。そのノリで人脈も一気に広げてしまいましょう。普段は顔を出さないような場所に出向き、あちこちに首を突っ込んでいくと、いろんな話が舞い込むはず。ただし、お金持ちに合わせて見栄を張るのは愚の骨頂。自然体で!

日本文化を代表する茶の湯では「日日是好日」という禅語が好まれています。「生きている限り、悪い日はない。毎日がハッピーなのだ」という意味です。やりたいことと吉日がぴったりとマッチすればいいですが、もしそこにうまくハマらなかったとしても決して落ち込むことはありません。ちょっと気になってしまったときこそ、「日日是好日」の言葉を思い出して、笑顔で日々を重ねましょう。

Text: Yusetsu Fufjishima

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