日本刀で人を斬った事は無い
が、木刀で人間を成敗すると
ドラマや映画での描写との近
似や差異がよく解る。
稽古組立ち用木刀ではなく櫂
のような素振り用木刀で人間
の背中を斬るのではなく打突
のように袈裟に叩き伏せると、
人間は時代劇映画のようなギ
ャーと大声を発する。
また、別な者だが、二の腕を
ブランブランになるまで一刀
で叩き折ると、短い押し詰ま
ったようなG音の声を発し、
その後嗚咽のような声を出す。
さらに、脳天を叩くと即死す
るが、今回は見逃すが次は確
実に殺す事を告げると、これ
また映画やドラマのように
「ヒィ~~」とハ行の声で
わめきながらゴキブリが這う
ようにその場から逃げる。
これは別場面でもあったが、
人間は同じ挙動と発声をする。
だが、映画やドラマによくあ
る「覚えてやがれ」などとい
う台詞は現実世界では一切出
ない。やるほうは一切無言だ
が、逃げるほうはハ行の声を
出しながら死に物狂いでその
場をもがき去るように脱出し
ようとする。
作り物の映像作品とは差があ
るが、人間の中で差異は認め
られない。同じ挙動をする。
なお、映像等の嘘として、腹
に被弾した者は現実世界では
一切声を出さないし、後ろに
のけぞって吹っ飛ぶ事は無い。
無言のまま、そのまま無言を
やがて永久に続ける。これは
爆撃により下半身が無くなっ
て上半身だけ残って無言にな
る時と同じように。
人間の現実の挙動としては、
腹を斬られたり被弾した時に
はのけぞらず前屈みにうずく
まる。逆に背中に受けた場合
はのけぞり気味になる。
また、小銃に着剣した銃剣で
の刺突の際には、刺された人
間は一切大声を出さない。
という現実の話を人から聞い
た事がある。