負の数も足し算や引き算ができますが、正の数とは少し違った計算ルールを使います。どう計算すればよかったか、覚えているでしょうか。
今回の問題で、確かめてみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
−7−(−8)−(−9)
解答
正解は、「10」です。
どうやって計算したらよいか、分かりましたか? 次の「ポイント」で、負の数の引き算のルールを確認しましょう。
ポイント
今回の問題のポイントは、「負の数の引き算を正の数の足し算にして計算すること」です。
具体的に言うと、次のような変換をして計算します。
−(−▲)=+▲
では、さっそく今回の問題も変換してみましょう。
−7−(−8)−(−9)
=−7+8+9
負の数の引き算がなくなり、一気に分かりやすい式になりましたね。
あとは、左から順に計算をするだけです。
−7+8+9
=1+9
=10
これで答えを出せましたね。
【おまけ】 負の数の引き算が正の数の足し算になるのはなぜ?
「負の数の引き算が正の数の足し算に変換できる」のはなぜなのか、直感的にはちょっと理解しづらいかもしれません。そもそも、負の数の引き算をする機会は日常ではほとんど見られませんので、イメージが湧きにくいのも当然です。
そこで、負の数を身近なモノに例えて考えてみましょう。例えば、お惣菜に貼られた値引きシールを「負の数」としてみます。
100円の値引きシールはお惣菜をもとの値段から100円分安くしてくれます。元の値段が500円のお惣菜の場合、100円の値引きシールが貼られた後は400円になります。
しかし、この値引きシールがはがれてしまったらどうでしょう。お惣菜の値段は100円上がって、もとの値段の500円に戻ってしまいます。
ここで、「値引きシールがはがれること=負の数の引き算」と考えてみてください。
100円の値引きシールがはがれた後の値段
=400円−(−100円)
=400円+100円
=500円(もとの値段)
こうしてみると負の数の引き算が正の数の足し算と同じ意味を持つことが分かります。マイナスの影響を与える負の数が引かれることは、全体に対してプラスになるのです。
まとめ
負の数の引き算ルールを思い出せましたか。負の数の引き算は、正の数の足し算と同じ意味を持ちます。「−(−▲)=+▲」の変換ができるようになっておきましょう。
他にも負の数を含む計算問題を用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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