夢に向かってがんばる子どもたちを応援する「こども未来プロジェクト」。
今回は国際交流に挑戦する東御市の小学生を紹介します。
モルドバ語の「こんにちは」の挨拶で始まったのは、お菓子作り教室です。

挑戦するのは東御市の祢津(ねつ)小学校の5年生33人。
「お菓子作りも頑張りたいしアンジェラ先生の話もよく聞きたい」

講師をつとめるのはモルドバ共和国の食料品などの店を東京で経営するグラデュン・アンジェラさん。
東御市は2021年の東京オリンピックでモルドバのホストタウンとなったことがきっかけで、今でも交流を続けています。
この日、アンジェラさんから習ったのは「スィルニーキ」というカッテージチーズを使ったパンケーキ。

チーズに卵や砂糖、塩などを混ぜ丸めて焼けば完成という簡単なお菓子です。
とはいえ、初めてなので戸惑う場面も。
アンジェラさんの親切なアドバイスを受けて上手に出来上がりました。
みんなで作ったスィルニーキをさっそく試食!
(5年生)
「うん」「めっちゃチーズ!」
「日本の料理と全然違ってびっくりしました。相手の国のことをよく知ることができてよかったです」

言語を越え、文化の違いも学んだ子どもたち。
おやつを通じて、モルドバを身近に感じたようです。