足し算は小学校で学習します。しかし、桁が大きくなったり、繰り上がりがあると、暗算で求めるのが難しくなりますよね。
この記事では、繰り上がりのある足し算を簡単にするテクニックを紹介します。
計算が苦手な方は、ぜひ練習してみてください。
問題
次の計算をしなさい。
574+697
「三桁の数+三桁の数」の計算です。
まずは自分自身で正しい答えを出せるか挑戦してみましょう。
解説
今回の問題の答えは「1271」です。
ここでは、次のように工夫して計算をします。
(1)574に700(697を700に変更)を足す(574+700=1274)
(2)1274から3を引く(1274−3=1271)
元の計算は、「697を足す」という計算でしたが、「700を足す」「3を引く」という計算になりました。
同じ足し算でも「700」というキリのいい数にしたことで、暗算でも計算が可能になります。
その後の「3を引く」というのは、本来697を足すところに700を足しているので、足しすぎた3を引いています。
このように、足す数が100の倍数のようなキリのいい数に近いとき、まずはそのキリのいい数を足しましょう。
そして、そのあとで足しすぎた分を引いて調整すれば、繰り上がりの計算をせずに答えを求めることが可能です。
数学的な式変形
この計算の工夫は、数学的には次のような式変形を行なっていることになります。
574+697
=574+(700−3)
=574+700−3
=1274−3
=1271
まず、「697」を「700−3」と考えています。
その後、カッコを外して「600を足し、3を引く」としました。
慣れると暗算でも計算できるでしょう。
まとめ
繰り上がりのある足し算を工夫して計算する方法を紹介しました。
計算しやすいキリのいい数を作るというのがポイントです。
初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れると暗算でも答えが求められるはずです!
ぜひ、他の問題にもチャレンジして、暗算力を鍛えて行きましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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