【二次創作支援キャラクター】原作者は合成音声キャラクター『雪音りう』についてもっと語りたい!
December 23rd, 2024 15:10・All users
おひさしぶりです。さじのきです。 今日は、全く新しいコンセプトで生まれた合成音声キャラクター『雪音りう』について、お届けします。
先日のエーアイ生放送では雪音りうについて登壇させていただきました。御静聴いただきありがとうございました。
今日は生放送で話し切れなかった内容について深掘りしたく思います。
というのも
あの放送、実はみなさんに伝えたいことの10%くらいしか発信できず、ぼくとしてはやや不完全燃焼だったからです。(番組の雰囲気から伝わったかもですが、全体を通してそれだけ放送枠ギリギリの内容だったんです・・・!)
なのでここでお話したいと思います。
雪音りう とは
ーーーご視聴されたかたは読み飛ばしOKですーーー
『雪音りう』は、23歳の女の子をイメージした合成音声キャラクターです。しかし、従来の合成音声キャラクターとは一線を画す、画期的な特徴を持っています。それは**「商用利用が完全に解禁されている」**という点です。
可愛らしい見た目と裏腹に、お調子者ボイスやささやきボイスといった個性的な声質を持ち合わせているのも彼女の大きな魅力。巷では早くもギャグ枠や芸人枠として親しまれつつあり、原作者である私自身も、皆さんにいじっていただける様子を微笑ましく見守っています。
二次創作しやすいように、キャラデザインにも工夫を凝らし、インナーはシンプルにするなど、設定をあえてライトにし、動画やイラストなど、様々な形で皆さんが自由に『雪音りう』という概念を広げやすくする意図があります。
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ここまではおおむねお伝えできたのですが
誕生のきっかけ:「二次創作クリエイターはもっと評価されるべき=稼いでほしい」
ここから不完全燃焼だったので深掘りで解説します。
誕生のきっかけ:「二次創作クリエイターはもっと評価されるべき=稼いでほしい」
ぼくが5年ほどの創作活動をしていく中で強く感じたのは、「世の中には素晴らしい才能を持つクリエイターがたくさんいるのに、様々な制約によってその力が十分に評価されていない」「さらにその評価のリターンを還元されていない」という一種の社会構造的な問題意識でした。
合成音声ジャンルの二次創作クリエイターが生み出す作品は有料級の数々です。
素晴らしい作品を生み出すクリエイターたちが、単に「いいね」やフォロワー数を増やすだけで終わってしまうのはあまりにもったいないですよね。
しかも現代は消費者の「コンテンツの消費速度」が非常に速く、Xのタイムラインでは今この瞬間もイラストは一瞬で消化され、対象の興味は次々と変遷していきます。
彼らにはもっと自由に創作活動に打ち込み、その才能を活かして経済的にも豊かになってほしい。会社員として働く傍らではなく、もっと自由に絵を描き、素晴らしい二次創作作品を生み出してほしい。(お~~~い!会社員なんかやってないで素晴らしい絵や本をもっと早く見せてくれよ~~って!)
そう強く思うようになったのが、すべての始まりでした。
二次創作は本当に素晴らしい文化です。しかし、99%のキャラクターには権利関係上の制約が存在し、自由に創作できない側面があるのも事実です。
たとえば、「茜ちゃんコミック」みたいな本を無断で出版して各書店にて販売したら法律的にはNGです。
合成音声業界は比較的、権利元の企業が多めに見てくれていますが、本来コミケなどで頒布されているグッズや同人誌は法律的には多くの事例で権利を侵害しているのでアウトです。
「だったら、権利を手放した、誰もが自由に使えるキャラクターを作ればいいんじゃないか?」
その思いつきから、ぼくはすぐに行動を開始しました。
2024年の夏、ぼくは企画者でありながら、一人の原作者として試行錯誤を重ね、黙々とキャラクターデザインに取り組みました。
そうして生まれたのが、この『雪音りう』です。
キャラクターに命を吹き込むべく、ほんらい数名の声優様に根回しし、声かける予定でしたが最初にコンタクトを取ったらむねさんに即決でした。それだけピッタリのキャラクターボイス・声優さんだったからです。
リーダー不在!DAOによる新しい運営方式
『雪音りう』の運営方針は、従来のキャラクターIPとは大きく異なります。特定のリーダーや運営主体を置かず、**「みんなで育てるりうちゃん」**をコンセプトに、誰もが匿名で開発や運営、企画に参加できる、自律分散的な運営体制を目指しています。
ぼくはあくまで ファウンダー(原作者) であってリーダーとして意思決定するつもりはありません。
コミュニティ整備やクラファンの企画者を務めたり、エーアイ生放送に出演をしていますが決してリーダーではないです。(収録中含め、常いかなるときも”代表”の旨を一度も名乗っていません。)
この運営方式の鍵となるのが、近年注目を集めている**「DAO(分散型自律組織)」**という考え方です。DAOとは、参加者全員で(本来はトークンで)意思決定を行う、新しい組織の形であり、代表的な例としては暗号資産のビットコインが挙げられます。
少々むずかしいお話になりますが、『雪音りう』コミュニティは、まさにこのDAOの要素を取り入れ、匿名で参加でき、代表者が存在せず、参加者全員で意思決定を行う、新しい形のIPを目指しています。
これが主な活動場所となる、雪音りうDiscordコミュニティです。合成音声ファンやゲーマーにはお馴染みのDiscordをプラットフォームとして、誰もがオープンに『雪音りう』の開発・運営・企画に参加できます。
現状ではまだ人力(アナログ)に頼る部分も多いですが、将来的には、WEB3トークンを活用したよりDAO的な運営を目指しています。
(すでにWEB3トークンのテスト発行を行ったりしていますがこちらはクラファンで忙しく、整備も進んでいない為もうすこしお時間かかる旨ご理解ください。トークン設計経験ある方いたらぜひ一緒に開発しましょう。)
ーーーーーー余談scriptーーーーーーーー
たとえばみなさんが
雪音りうでいいアイデアがある!歌わせたい!アニメにしたい!マンガにしたい!自分の夢を実現したい!
でも、お金がない、絵も描けない、動画スキルもない、
どうすれば・・・・
※みなさん各個人がクラファンを行うことも可能です。※
ぜひ、雪音りうでみなさんのやりたいことを実現してください。
コミュニティ内でクリエイターを募って資金調達を経てみなさんのやりたいこともどうぞやってください。雪音りうは派生IPとしてのブランド立ち上げを喜んで歓迎します。
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クリエイターを応援!商用利用完全解禁の意義
『雪音りう』の最大の特徴であり、最も重要なポイントの一つが、商用利用が完全に解禁されていることです。これは、クリエイターが自由に二次創作を行い、そこから収益を得ることを全面的に支援するものです。
たとえば、オンライン・オフライン問わず
✅イラストレーターが『雪音りう』のイラストを制作・販売する
✅ゲームエンジニアが『雪音りう』を主役にしたゲームを制作・配信する
✅グッズメーカーがオリジナルの『雪音りう』グッズを製作・販売する
といった活動が、一切の許可やロイヤリティなしに行えます。
ロイヤリティもなし=つまり全額クリエイターが収益を得られます。
この自由な商用利用は、以下のような好循環を生み出します。
ーーーーーーーー好循環ーーーーーーーーーーーー
創作する → 販売して収益を得る → 機材や生活の質に投資 → さらにクオリティの高い作品を制作できる
→ それを見た人がまた創作意欲をかき立てられる → もっと創作する→以下ループ
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従来のキャラクターIPでは、どうしても許可申請やロイヤリティの支払いが発生し、クリエイターの自由な活動を制限してしまう側面がありました。
『雪音りう』は、そのような既存の枠組みにとらわれず、クリエイターがより自由に創作活動に専念できる環境を提供することで、新たな創作文化を創造することを目指しています。
しかし、どんなに魅力的なキャラクターでも、合成音声として世に出なければ、クリエイターの創作意欲を刺激することは難しいかもしれません。だからこそ、私たちは皆さま、特に合成音声ファンの力添えを必要としています。
追記:感謝御礼!熱いご支援のおかげで・・・
なんと開始3日で900,000円超もの資金が集まっています!!
ありがとうございます!!!!!
雪音りうクラウドファンディングサイト>> https://camp-fire.jp/projects/794859/view
クラウドファンディングの成功によって『雪音りう』が合成音声キャラクターとして実現すれば、それは応援するクリエイターにとって大きな追い風となり、ひいては皆さん自身のお仕事にも繋がる可能性がグンとあがります。クリエイターが稼げる、新しいエコシステムを作ることこそが、私たちが目指す未来なのです。
(実際、既に雪音りうコミュニティからは、販売用の二次創作スタンプを作成し収益を上げているクリエイターも現れています。)
もちろん、これらの活動は 二次創作ガイド に則っていれば一切パーミッションレス(原作者への申請や承認や監修は一切不要)で可能です。まさに「みんなで育てるりうちゃん」を体現しています。
A.I.VOICE化への挑戦:「合成音声市場をもっと盛り上げたい!」
さいごに、A.I.VOICE化への挑戦のきっかけをお話して締めくくります。
ぼくがこの合成音声という市場に魅せられたのは、今から6~7年前のこと。最初は誰かが作った二次創作のボイスロイド劇場を視聴する側(消費者)でした。動画の更新を楽しみにコメントを送る日々でしたが、次第に「自分も作り手になりたい」という思いが芽生え、初めて琴葉姉妹のソフトを購入し、動画を制作・投稿しました。
初めて自分の作品にコメントがついた時の感動は忘れられません。そこから、イベントに参加したり、同人誌を制作したりする中で、多くのクリエイターと出会い、互いの創作活動を尊重し合う温かいコミュニティに感動しました。
動画制作だけでなく、もっと自由に表現できる絵を描きたいと思うようになり、すぐにペンタブを購入(生産者へ)。絵を描き始めると、さらに多くの絵師仲間との交流が生まれ、Discordで夜な夜なゲームをしたり、一緒に作品を作り上げたりする中で、「人生の時間を共有するほどの」かけがえのない仲間たちを得ることができました。
創作活動は決して楽なことばかりではありません。技術的な壁にぶつかったり、なかなか思うように作品が仕上がらなかったりすることもあります。しかし、そうした苦しみを共有しているからこそ、クリエイター同士は互いに優しくなれるのだと思います。だからこそ、そのような温かい人たちの周りには、さらに同じようにリテラシーが高く、心優しい人々が指数関数的に集まってくるのだと私は考えています。
(こうした理由から、実際ほかの二次創作ジャンルより、思慮深くて優しい人間性に富む方が多いように思っています。)
特にニコニコ動画の合成音声ジャンルには、独特の一体感があります。イベントに行けば毎回が最高に楽しいお祭り騒ぎです。
このような温かい市場と文化は、未来に残し、さらに発展させていきたい。そのためには、常に新しいキャラクターの登場が不可欠だと私は考えています。新キャラクターの登場は、市場にとってのお祭りです。
「合成音声市場はキャラ数が飽和状態だ」という声も聞かれますが、決してそんなことはありません。他のIPでは数百ものキャラクターが存在することもあります。(スマブラは12人のファイターが87人に・ブルアカは約200人・ポケモンは1025体)新しいキャラクターが登場するたびに盛り上がり、市場が活性化していく。(古き良き古参キャラのみもいいですが新キャラの出ないIPは衰退していくのがトレンドの流れです。)
それよりも新キャラが出てはお祭り騒ぎしてたほうが優しさ溢れるし楽しいですよね。(しかも、新キャラソフトが増えたほうがエーアイ社の売り上げも増えて新しい開発がしやすくなるおまけつき。)
「誰かが新しいキャラクターを生み出してくれるのを待つのはつまらない。」
「だったら自分でやってみよう!」
そう考え、即行動→最高の声を持つ声優らむねさんとの出会いを経て、「A.I.VOICEで新しいキャラクターを出しませんか?」とエーアイ社に企画を持ち込み
お返事にて
「りうちゃん可愛いですね。ではやってみましょうか!」となり現在にいたります!
まとめ
『雪音りう』が他のキャラと一線を画す魅力をまとめると、以下の3点に集約です。
1.キャラクターデザイン: 幼い見た目と23歳という年齢のギャップがユニーク。
2.運営システム: 最先端WEB3のDAOという枠組みで、みんなで育てる新しいキャラクター運営方針。自律分散により永続的なIPブランドの構築を目指している。
3.社会貢献: 商用利用を推奨することで、クリエイターエコノミーを支援。
『雪音りう』を通じて、今までにない個性的なキャラクターを皆さんと共に育て、温かい合成音声市場を盛り上げられればと願っています。
さいきんまで影も形もなかった『雪音りう』がいよいよアイボス新商品としてデビュー目前!
とはいえ、まだまだ支援が必要ですので、これを読んでいるあなたもぜひ
一緒に新ソフトを立ち上げるメンバーになってくださると心強いです!
雪音りう、ならびに合成音声業界・クリエイター業界の発展のためにもどうぞよろしくお願いします。