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巡る冬の果てで、君の名前を呼び続けた (MF文庫J)

感想・レビュー
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愛書家
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ボーイミーツガールものです。 愛を知らなかったアンデッド男がやがて愛を知るというもの。 中々恋愛そのものが書けていたように見受けられていて、割と楽しめました。 壮大な恋愛といった感じかな。 愛は偉大だな、とさえ思いました。 表紙でレジに持っていった人は中にはいるのでは?
0255文字
細川 カヲル
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このぐらいの終わり方が丁度いい。中盤があまりにも辛すぎて「展開が辛い!」という気持ちもあったけどそれ以上に「これ結末どうなるんだよ」の方がかなり上回ってた。だからこそ満足のいくエンディングだった。ファンタジーでありおとぎ話でもある作品。 丁寧な序・破・急の3段階構成でストーリーラインは綺麗に1本なんだけどそれぞれに個別の味付けがされているのがミソ。場面が切り替わるタイミングも各章特徴がハッキリとしていて物語の印象をより一層深めに来ている。話としてはコマ切れだけど1作の長編としての仕上がりが美しかった。
0255文字
アウル
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ネタバレとりあえず表紙で気になったから買ってみた。魔王を倒した後の世界で余命わずかなヒロインとアンデットな主人公とのボーイミーツガールもの。ヒロインとの短くも濃密な思い出を幾千幾億の年月が経とうとも魂レベルで刻みこみ、思いこそが全てを変えていけるといった内容だったな。後半になるにつれ明かされていく謎や最後の〆も個人的に良かった。
0255文字
のれん
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ネタバレ『ツァラトゥストラはかく語りき』という永劫回帰の概念をハッピーエンド解釈に当てはめるなら本作が該当するだろうか。もちろんニーチェ思想とは大きく外れると思うが、愛の運命が定められ、その道を語り手が見つけていく点が似ている。数億年単位のサイクルを以て回帰する世界で始まりも終わりもなく彼は愛を発見する。 キリスト教から発展した美しい愛の極致であり良かった。しかし本当に個人的な見方になるが、彼らの中で育まれた愛は(神のような)運命で定められた感があり、不安定な感じがしなかったので、海外小説のような感覚があった。
0255文字
蓮根
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今回のMF新人賞は全体的に欠けた部分があり、本作品はそれを強く感じた(凸凹なステータスということ)。巡る冬の〜(長い)は、新規性とキャッチーさと読者に寄り添う気持ちが欠けている。その点を考えると呪われし〜やエンバーミングが一歩前を進んでいたと思う。キャラクター性に関しては本作品が一番弱いが、ストーリーをまとめたという点においては本作品が優れている。まとまった作品を読みたい人にはオススメできると思う。
0255文字
くりんとん
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★★★★★★ 面白かったです。選考段階ではフ○ーレ○っぽいと辛辣な評価を受けていた記憶もあってかあまり期待していなかったのですが、蓋を開けてみれば傑作でした。物語の構造自体もさることながら、節々に挟まれる叙情的な風景描写から発揮される文章力の高さに圧倒され、もう大満足の一言。MF文庫Jの単巻ラノベの中で最高傑作と言っても過言ではないと思いました。
くりんとん

一つ気になったのは、余命〜日の文言に含まれる「僕」の文字。見落としがなければ、アンデッド自身は最後まで「俺」だったと思うのでよくわからない事に……

12/31 10:56
0255文字
R
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傑作でした。物語が進むにつれてギミックがフル回転し、それぞれが連結して巨大なカタルシスを生み出すに至った構成が素晴らしいです。また、二人の掛け合いがとても素敵好きで、この作家さんならではの独自性を感じました。変に特徴を付けようとしていない、ありのままの「人間」を描いている。雪が降ってきた時の「空が溶けてきたのかと思った」、約束を投げ返すときの「俺も連れていってくれよ」。言い回しにエモさがあり、キャラクターが生きていると感じます。そこに繊細で綺麗な文章が合致して、童話のような美しさを感じました。最高でした
0255文字
和尚
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表紙とタイトルに惹かれ、あらすじも読むことなく購入。そして、内容も良かったです。 魔王を倒した後、滅びゆく世界の中で、余命が限られている少女と余命という概念のないアンデットの少年の旅路。 静謐な物語でした。二人の心が近づき、同時に終わりも近づいていく様、そして、その後の展開は心を揺さぶられるものでした。
0255文字
ARI
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ネタバレ愛はあらゆるものを超越する不思議な力である。大切な思い出や記憶がどれだけ色褪せてこぼれ落ちたとしても魂に刻まれた想いだけは消えることがなく、それがいつしか時間をも超えて世界を変えてしまう。そんなお話で本作は見事その雪のように儚くも積もりに積もる想いが持つ強さを見せてくれたのだと思います。良い話だったと思います。愛は理屈じゃない、そういう話は好きです。……でもさぁ、本作のパワーが魂に刻まれる想いであるというのなら、初回に関しては積み重ねも何も薄い状態なのに何故そこで超常パワー発揮してんですか。
ARI

そこは理屈つけなさいよ。愛があらゆるものを超越するのは、それを読者が納得できるだけの想いがあって初めて通用するものであって。本作の繰り返して重ねてきたラストに関してはそれが満点であるけど、スタートにまでそれを適応するのはナンセンスと言わざるを得ない。これでは逆に、愛を万能なものと勘違いしてませんか? となってしまう。

12/29 00:16
0255文字
真白優樹
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勇者と魔王が相討ちとなり、世界に広がった悪性の魔力で滅びゆく世界で勇者の仲間だった魔法使いの少女と、記憶喪失の不死の少年が出会い始まる物語。―――巡り続ける冬の果て、君思い叫び届ける力。 生きた証を残す旅、只一人思い出を巡り続ける旅。数え切れぬ時を巡る中、少年が背負った宿業が語られ、永遠に続く出会いと別れのその先に輪廻を断ち切るために駆けだして未来を拓く。正に万感の思い駆け抜ける物語であり真っ直ぐに感動できる物語である。輪廻を越え続く世界、歩く彼らに幸せがありますように。 うん、最高に面白かった。
0255文字
リク@ぼっち党員
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ネタバレ最近流行りの魔王討伐後の話。でも勇者の凱旋ではなく、魔王と勇者が相打ちになり、その挙句に人類に悪影響のある魔力が放出されたことで滅びが確定したというあまりにも残酷な状況。そして出会う魔王戦から逃げ延びた少女と、不死の青年の最期の冒険。終わりが確定している短い時間だからこそ大切に想い合える人と並んで歩けたことは幸せなこと。二人のやり取りや距離感がとても良かった。そして後半は急展開。不死になるほどの気持ちと、意地でも思い出を手放さなかったディートはあっぱれ。
0255文字
サキイカスルメ
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勇者と魔王、その決着は相打ちで終わった。人類を救うはずだったその結果は、人類を滅ぼす病の蔓延だった。勇者一行での唯一の生き残り魔法使いの少女と、謎のアンデッドの少年が出会い、最後の旅をするファンタジー。期待していたものはしっかりと読めて、更にそれを上回る好みの展開に読んでいてとても幸せになれました。繊細で綺麗な文章も堪能できて大満足!!何者でもなかったものが想いの力で主人公になりえる物語、大好きなんだよなぁ。色々なものを超えた先に残ったものは、世界よりも君だったの好きすぎる。
0255文字
コロンブス
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ネタバレ余命僅かな魔法師の少女と不死者が、己の生の在り方を巡るロードムービー的作品。旅路を経て築いていく生き続ける者と死にゆく者の関係性、希望を抱く二人へ現実を突き付けるような厳冬の静謐さを描く、情景豊かな筆致が印象的だった。ヒロインとの約束を叶える為に幾億もの年月を全うし続ける主人公の姿や、そうして生き続けた想いが結実した結末に、心を強く揺さぶられました。本作品に限らず、今年は勇者と魔王という骨子を是迄とは違う肉付けで描く作品が目立つ気がします。
0255文字
鯖味噌
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★★★★★ ライトノベル史に残る名作。設定自体も面白いが、この筆致から描かれる物語が素晴らしい。終わりゆく世界で描かれる二人の旅と美しい情景描写、そして心情描写には、思わず胸に来るものがある。ただただ浅はかな死を描いたのではなく、その命の過程に潜む二人のやりとりや物語性には思わず感動してしまった。何より驚いたのが終盤。ただ流行を真似たものだけかと思いきや、まったく新しい形の物語だった。よくあるブルーライト系ではない、れっきとした王道ファンタジーだ。これは手放しでオススメできるだろう。間違いなく傑作だ
0255文字
よっち
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勇者により魔王は討ち倒されたはずが、決戦時の強大な魔力の余波が滅びをもたらしてしまった世界。勇者一行の一人だった魔法師エルメがアンデッドの少年と旅に出る物語。一行唯一の生き残りで何とか復命したものの、お前たちのせいだと糾弾されて大切な人を失い、自らの死期もそう遠くないことを悟ったエルメ。孤独となり自身の存在意義と未来を見失った彼女と出会ったディート。自分にできることを求めての果てしない旅はなかなか胸に来るものがありましたけど、何度も歴史を繰り返す定めの中で、ようやく引き寄せた結末はなかなか良かったですね。
0255文字
むまもめむ
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ネタバレ勇者と魔王の戦いが人類滅亡の引き金になるという、核兵器や環境破壊が頭をよぎる設定は面白かった。ただ、主人公たちの旅路には惹かれなかった。勇者一行、国王、馬や木がいい例で、まるで利用価値がなくなれば用済み、みたいな扱いが気になった。物語自体も起伏が乏しく淡白で、転調したと思ったらまた単調な展開が続くため、長々と感じられた。生まれ変わった?ヒロインたちとの物語を連作短編のように繋げていけば、ヒロインひとりひとりの個性を別人として描けるし、魔王側も描けるし、もう少し読み応えがある『おとぎ話』になったように思う。
0255文字
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