カナダのトルドー首相が辞任表明 下院の総選挙控え支持率低迷 党内で辞任求める声強まる

カナダのトルドー首相=3日、オタワ(ロイター=共同)
カナダのトルドー首相=3日、オタワ(ロイター=共同)

カナダのトルドー首相は6日、記者会見を開き、首相と与党自由党の党首を辞任すると表明した。10月までに下院の総選挙が実施されるが、住宅価格の高騰などで支持率は低迷し、党内外から辞任圧力が強まっていた。

カナダ放送協会などによると、新党首が選ばれるまでは首相と党首にとどまるという。自由党の議員団は8日に会合を開催する予定で、トルドー氏は議員団から辞任を要求される前に自ら辞意を表明する必要があると判断したとみられる。

少数与党の自由党政権を支援してきた野党、新民主党が昨年12月、一転して今月下旬に再開する下院で不信任案を提出すると発表した。全ての野党が賛成して可決される公算が大きく、自由党内でトルドー氏の辞任を求める声が強まっていた。

昨年12月下旬の世論調査ではトルドー氏の支持率は2015年の首相就任以降で最低の22%に落ち込んだ。自由党の支持率も16%で、最大野党の保守党の45%に大差をつけられている。(共同)

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