1週間、悩みに悩んだ結果、夫を刑事告発する決心がついた。
私は弁護士先生に連絡し、再度事務所を訪問し、弁護士委任契約をした。
弁護士先生は「よく決心しましたね」と言って、出迎えてくださった。
契約には若手弁護士さん(以下「助手さん」)も同席した。
証拠の入ったUSBを弁護士先生に渡し、助手さん、私の3人で事件の概要を確認し、証拠データの説明をする。
契約書にサインし、着手金振込みに関しても確認する。
その場でスマホからネットバンキングで弁護士先生のお口座に振り込む。決して安くはない金額。
結婚した時に、母が結婚祝いとして
「何かあった時に使いなさい」
と持たせてくれたお金。
「何かあった時=夫を刑事告発する時」
なんて誰が想像しただろうか。
悲しくなってくる。
よく、離婚に関して
「離婚すべきか迷っている時よりも、離婚を決めた後の方が吹っ切れる」
と言われる。
刑事告発も同じかもしれない。
弁護士先生と委任契約を締結し、帰宅したらドッと気が緩んで寝落ちしてしまった。
賽は投げられた。後は弁護士先生、警察、検察が法に則って進めてくれる。
私はその間に、離婚後の自立のために動けばいい。肩の荷が下りた。