小学校で学習する計算問題でも意外と間違えてしまうことがあります。
正しい理解ができているかどうか、この記事の問題に挑戦し、確認してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
9−9÷3+4
計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。
解説
今回の問題の答えは「10」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
9−9÷3+4
=9−3+4
=6+4
=10
計算のポイントを順に確認していきましょう。
まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
今回の問題では、「9÷3」から計算します。
9÷3=3
掛け算をそれぞれ計算したことによって、元の計算式は「9−3+4」となりました。
これは足し算・引き算の計算なので、前から順に計算をしましょう。
9−3+4
=6+4
=10
以上より、今回の問題の答えは「10」となります。
一つひとつの計算は、小学校の低学年で学習するものなので簡単ですが、順序を間違えると正しい答えに辿り着くことはできません。
計算の順序は、算数・数学の基本なので、しっかり確認をしながら計算を進めましょう。
まとめ
電卓は便利ですが、そればかりを使っていると、いざ自分自身で計算する際に間違えてしまいます。計算順序をしっかりと覚え、電卓を使わずに計算をする練習もしておきましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
類似問題に挑戦!