ススキノ火災 女性従業員と別れ話でもめ 警察から口頭注意か

26日、札幌市の繁華街・ススキノのガールズバーから出火した火事で意識不明の重体となっている41歳の人物が、やけどをした女性従業員と今月上旬に交際の別れ話でもめた後、DV=ドメスティックバイオレンスとして対応した警察から従業員と2人で会わないよう口頭で注意を受けていたことが分かりました。この人物は店内に火をつけた疑いがあるということで、警察は詳しいいきさつを調べています。

26日、札幌市中央区の繁華街・ススキノにあるガールズバーが焼けた火事では、41歳の1人が意識不明の重体となっているほか、30代と50代の男性客と20代の店の女性従業員がやけどをするなどの大けがをしました。

警察によりますと、意識不明の重体になっている41歳の人物とやけどをした20代の従業員は同居していて、今月7日の夜に従業員が交番を訪れ「交際の別れ話でもめて彼氏が暴れた」などと相談していたということです。

警察は相談の翌日に41歳の人物に話を聞き、従業員にけがなどはなく事件化には至らないものの、DV=ドメスティックバイオレンスとして対応し、今後、2人で会わないよう口頭で注意したということです。

その際には「反省しています」と話していたということです。

警察はこの人物が店内に火をつけた疑いがあるとみて、自宅を捜索するなどして詳しいいきさつを調べています。

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