計算の順序を間違えると、計算結果ももちろん違うものになってしまいます。
正しい理解ができているかどうか、この記事の問題に挑戦し、確認してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
8−1×2+8
計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。
解説
今回の問題の答えは「14」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
8−1×2+8
=8−2+8
=6+8
=14
計算のポイントを順に確認していきましょう。
まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
今回の問題では、「1×2」から計算します。
1×2=2
掛け算をそれぞれ計算したことによって、元の計算式は「8−2+8」となりました。
これは足し算・引き算の計算なので、前から順に計算をしましょう。
8−2+8
=6+8
=14
以上より、今回の問題の答えは「14」となります。
一つひとつの計算は、小学校の低学年で学習するものなので簡単ですが、順序を間違えると正しい答えに辿り着くことはできません。
計算式を分解することで、簡単な計算になりますね。
まとめ
今回の問題はいかがでしたか?
計算の順序を覚えていないと、間違えた答えを導き出すことになってしまいます。
計算の順序は、算数・数学の基本となる考え方です。
電卓がなくても自分自身で計算ができるように、練習を繰り返しましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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