ブラジル舞台の漫画が現地でも話題に 『ファヴェーラの漫画家』原作・萩本創八さんにインタビュー
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『ファヴェーラの漫画家』の物語を考える上で様々なブラジル文化に触れた萩本さん。日系社会の存在や、ブラジル人の郷土愛の強さに驚きを覚え、ブラジル料理の「コシーニャ」やTV Globoドラマシリーズの「Cidade dos Homens」のファンになった。また、ブラジル人の友人に勧められて読んだ、ブラジル人漫画家カイオ・ユリシーズさんによる漫画『Sense Life』には「台詞を正確に理解することはできませんでしたが、絵を見るだけでも大変な創造性を感じ、もし日本語版があれば日本の人にも『読んだ方がいい』と勧めたいと思いました」と太鼓判を押す。作品内の展開も気になるが、日伯漫画文化交流の新展開にも期待が高まるところだ。