「ストップ、ストップ、ストップ」管制官の緊迫した叫び、米旅客機の衝突を防いだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.03 08:27
先月、米カリフォルニア州ロサンゼルス国際空港の滑走路で航空機2機が衝突するところだった事件が発生したが、航空交通管制官の緊急停止命令で大型事故を防いだという。
LAタイムズなど外信によると、先月27日(現地時間)午後4時40分ごろ、LA空港の滑走路でデルタ471便が離陸を準備していた。この航空機は徐々に速度を上げながら前進した後、空中に浮上した。その瞬間、右側でまた別の航空機がこの滑走路を渡ろうとして止まった。
この状況はユーチューブ映像を通じて公開されたが、この場面を捉えたユーチューブチャンネル「エアライン・ビデオス」の映像には当時の航空交通管制官が切羽詰った声で「停止、停止、停止(ストップ、ストップ、ストップ)」と叫ぶ緊迫した音声が録音された。
このチャンネルの運営者が「私がこの仕事をしてきた数年間、管制官が飛行機にこのように言うのを聞いたことがない」として驚きを表わす場面も映像に映った。
当時、停止命令を受けた航空機は、バスケットボールの名門として知られている米国ゴンザガ大学のバスケットボールチームを乗せたチャーター機だった。国家代表出身のフォワードであるヨ・ジュンソクがこの大学のバスケットボールチーム所属だ。
米連邦航空庁(FAA)は現在、同事件に対する調査を進めている。
FAAは声明で「該当チャーター機が滑走路の最後のラインを越えておらず、デルタ471便が離陸した後、管制官の指示に従って滑走路を渡ってゲートに移動した」と説明した。
ゴンザガ大学は声明を通じて「飛行機に搭乗したチーム員は状況を全く認知できず、事件が全て安全な状態で終わったという点に感謝する」と明らかにした。
デルタ航空は声明で「私たちは調査に協力しており、デルタ471便は正常運航された」と話した。
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