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米マイクロソフト:携帯電話投入へ、来月発表の公算-ジェフリーズ

米ジェフリーズのアナリストによ れば、ソフトウエア最大手の米マイクロソフトは、米コンピューター・ 電子機器大手アップルや米インターネット検索最大手グーグルにシェ アを奪われた携帯電話向け基本ソフト(OS)の人気回復を図るため、 携帯電話の自社製品を市場に投入する見通しだ。

ジェフリーズのアナリスト、キャサリン・エグバート氏(サンフ ランシスコ在勤)は、マイクソロフトの新製品について、来月バルセ ロナで開催される携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス」 でお披露目される公算が大きいとした上で、高品位ディスプレーとカ メラが搭載される見込みだと語った。

ハイテク調査会社ガートナーによれば、スマートフォン(多機能 携帯電話)向けOS市場でマイクロソフトのシェアは10%未満に低下。 アップルの携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」やグーグル のOS「アンドロイド」はシェアを伸ばしている。事情に詳しい関係 者の1人は先週、マイクロソフトが携帯電話向けの新OS「ウィンド ウズ・モバイル7」をモバイル・ワールド・コングレスで発表すると 話していた。

エグバート氏はインタビューでマイクロソフトについて、「彼らが 後れを取っている分野の一つは携帯電話市場だ」と指摘。「彼らは消費 者に対する存在意義を保つ必要がある。多くの消費者の関心はアップ ルやグーグルに向いてしまった」と説明した。

19日の米株式市場でマイクロソフトの株価終値は前営業日比

0.8%高の31.10ドル。

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