非モテ恋愛弱者のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、恋愛弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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婚活で僕が間違えたもの〜婚活女性の受け身さと自分自身の低スペック〜

このエントリでは、僕の婚活がうまくいかなかった原因を考察するものである。婚活女性、結婚相談所、そして僕自身に対しての「期待外れ」を書き連ねていこうと思う。

「受け身女子」と出会いたくない

そもそも僕が結婚相談所に入ったのは、街コンなどで出会った女性がことごとく受け身であったからだ。ここで言うところの受け身は、例えばLINEの返信が極めて遅かったり、返信が来ても短文だったり、デートの場所を決めたりすることに非協力的であったり・・・正直なところ僕は、ある程度それは想定していた。街コンで出会った男女などマッチングしたとしても、その先が続かないことの方が多いことは分かっていた。

その理由は、街コンやアプリに生息している女は「熱量が低い」からだ。別に今すぐ急いでパートナーを探さなくてもいいし、まあいい人がいればいいや、という感じ。焦ってもないし、ちょっとでも不満に思うことがあればすぐに次の男に声をかければいい。アプリや街コンは女性側の金額負担はゼロか微細であるため、継続することにも特段の抵抗はない。

このような世界観において、僕のような恋愛弱者男性がまともに戦えないことは分かっていた。マッチングアプリでは、そもそも僕は身長が低いし年収は人並み以上だが(登録上は)それ以上の人間が並んでいる。女性側も身長や年収、年齢面でスクリーニングする以上、僕のことはそもそも視界に入らないだろう。彼女たちにとって僕は、恋愛対象とするための全ての条件が基準未満だった。

僕の長所は何だろう?生活能力があることか、人並み以上の収入があることか、または穏やかで優しい性格か。それらが仮にあったとしても、僕1人の力で状況を打開する方法はないように思えた。しからばどうする?

僕はもう当時38歳で、将来的に結婚を見据えるには遅すぎるほどに年齢を重ねていた。万が一誰かと縁あって付き合うとしたら、その先には現実的に結婚が見えてくる。であれば、最初から結婚相談所に入会し、将来を見据えられる相手を見つけよう。僕は確かに年収以外の魅力に欠ける人間だが、それはそうとしても、カウンセラーとサポートを受けることができれば、しかるべき相手と縁あることも叶うかもしれない。

このように考えて結婚相談所に入会したのは、2024年2月のことである。実際のところ僕は、4月ごろの時点でもう疲れを見せていた。お見合いはそこそこの回数を組むことができたが、それ以降がまったく続かないのだ。お見合いして、仮交際に進んだならご飯を食べに行ったところで、それで僕はいつも見切られてしまうのだ。

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結婚相談所への期待外れ

僕のカウンセラーへの期待値は、デートプランに迷ったりした時に、今後関係性が進んだらお相手が自分のことをどう思っているか確認してもらうなど、全面的に僕の成婚に向けてサポートしてくれるというものであった。

しかし実際には、例えば初回デートの飲食店で適当なものが見つからず、何か候補があれば教えてほしいとお願いしたところ「一休やぐるなびで探してください」と言われたことがあった。そのあたりのグルメサイトは当然僕もチェックした上で、仮交際段階で過去に会員から「この店の雰囲気が良かった」というリストを提示してもらうことが僕の期待だったが、それは裏切られた。

それ以外にもそもそも返信が遅く、カウンセラーの回答を待っているようではこちら側から女性への返事のテンポが悪くなるようなことも多発した。これらは1人で大量の会員に対して機械的に処理を進めていく、大手結婚相談所の短所が現れた例である。

もう1つ違和感があったのは、お見合いや交際が進んだ/終了した時に、結果のみを知らされることだ。仮交際は成立したかしていないかのみだったが、僕としてはこの段階で、なぜ仮交際が成立したのか、お相手が自分のどこを良いと思って交際してもいいと思ってくれたのか、その辺りを知りたかった。

また残念なことに交際終了になることも多かったが、それについても「今後の結婚相手として見ることができなかった」とか「他の男性を優先する」など、表面的な理由しか分からず、もっと〇〇を改善し〇〇していきましょうというような、具体的なアドバイスを得ることがなかった。

交際終了やお見合いお断りになること自体は何とも思わない。しかし何が問題だったのか分からなければ改善のしようがない。実は鼻毛が出ていたのか?引っかかる言動があったのか?表情や目線は?話し方が早口すぎて聞きづらかったか?

または結婚観が合わなかったか?具体的にどこが?ならば自分に合うタイプの女性像を再検討しなければいけないのか?女性へのアピール方法に問題はなかったか?これらのような疑問に、カウンセラーは次のように答えた。

「管理人さんには仮交際に進んでいる方もいらっしゃいます。見た目や話し方に問題があるとは思いません。縁ですのでたくさん会ってみましょう」

つまり僕から見た時のカウンセラーの仕事は、日程調整と結果連絡だけであり、そのために月に2万円もの活動料を支払うことに、全く納得がいかなくなったのである。僕は新たな情報を得ることもなければ、僕の何かが改善することもなかった。彼らはその対価分の仕事をすることはなかった。

ついでに言うと、僕が入会したサンマリエは、婚活セミナーを定期的に開催していた。これは僕が入会した理由の1つで、コンセプトは悪くなかったが、一般論としての情報以上のものはなく、他のWebサイトでも見つかる情報や、既知の情報も多かったので、あまり価値を感じるものではなかったことを付け加えておこう。ただし顔出し必須のZoom上で他の同性の活動者の顔を見れるのは、少々新鮮だった。

婚活女性への期待外れ

僕にとって婚活を撤退した最も大きな理由はこれである。このエントリの冒頭に書いたように、僕の結婚相談所への期待値というのは、街コンなどに生息するような本気度の低い(=質問がない、LINEのレスポンスが遅い)女性を回避できることだった。にもかかわらず実態として、質問もなければ会話も盛り上げる努力もせず、また仮交際に至ったとしても、LINEの返事が短文で数日後に返ってくるような事態が多発した。

結婚相談所カウンセラー曰く、結婚するということはお互いの協力が大前提なのであり、楽しいデートは2人で作っていくものだという。僕も実際そうだと思うし、以降は僕の解釈だが、出会って間もない2人がお互いを知っていくには、これを食べたい、あれをしたい、いつ行きたいなどのアイデアを出し合って、お互いにとっての最適解を探していくプロセスが必要であり、仮交際というのはそのプロセスの練習台に相当する。

企画を考えたり提案したりすることじたいが苦手な女性もあるだろう。30歳を過ぎてまでその消極的な姿勢には少々疑問が残るが、それならそれでも構わない。そうであるならば、つまりアイデアを考えて提案するのは僕の仕事だし、その流れでレストランや施設の予約をとるのも僕の仕事となろう。それもよい。喜んで承ろう。

ならばその仕事が円滑に進むように、「いつ」や「どこ」を速やかに僕に回答するのが、婚活女性側の役割ではなかったのか?その一言の返信すら3日後になるというのは、どういう了見なのだ?

僕のことは別に本命でないからそこまでやる気が出ないというのか?僕だってつい先週末に1時間程度話しただけの女性を本命とするわけがなかろう。しかし将来的に本命になるかもしれない。その期待値だけを燃料にして、僕は駆動している。仮交際を受けたということは、将来的に僕が本命になるかもしれないと(わずかでも)期待したからではないのか?そうでない?そうでないならなぜお見合い後すぐに断らなかったのか?

僕の解釈では、仮交際は仮交際なりに、お互いがお互いをよく知るためのプロセスとコミュニケーションを真剣に取り合う責任があるのだ。僕たちは3ヶ月後には結婚するしないの判断をしなければいけない特殊な関係だし、その判断材料がとにかく欲しいから、婚活女性とコミュニケーションを重ねるのだ。

話を戻すと、僕が企画して提案して日程調整まで進めているので、デートの計画寄与度は、僕と相手では8:2くらいである。5:5に対して差分となる3をどのように埋め合わせるつもりなのか?

デート代が僕持ちであることは今更問わない。僕はこの日のデートが楽しくなるよう、最大限の注意を払い、準備し、行動した。婚活女性は一体何を差し出したのか?満面の笑顔で「楽しかったです!ご馳走いただいて本当にありがとうございます」の言葉を、報酬として僕にくれたことがただの1度でもあっただろうか?

彼女たちはお見合いの段階からご馳走されるのに慣れすぎて、その場で財布を出しながら一言お礼を言えばそれで済むと思っているのだ。僕たち男性が(まだ好きにもなっていない)女にご馳走するという行為に対してのリスペクトが、婚活女性にはまるで欠けている。

結局のところ、女性から男性への贈り物というのは、女性が楽しそうにしていることそれ自体であり、女性からの笑顔なのだ。言い換えれば「僕は彼女を笑顔にすることができた」という自己肯定感なのだ。

男性が企画し、費用を負担し、女性が笑顔を対価として差し出す。この単純なサイクルを関係性として構築できなければ、その関係は意味がない。結果として趣味嗜好が合わずにお互い楽しめなくて仮交際終了ということもあるだろうが、お互いがこうしたいああしたいと主張しあった結果がそれなら、とても納得できるものになる。きちんとそのデートにお互いが向き合ったからだ。

対案も出さずに時間と場所だけ指定しておいて、何か違うと思ったなら適当にやり過ごして断る。男性がどう自分をもてなし、かしずき、お姫様扱いをしてくれるかどうかを評価する。つまるところ彼女たちは、費用負担は男性持ちだからと思って、図に乗っているのだ。それが男性に対しての消極性というかたちで現れているにすぎない。

エルフィ on X: "AA再現Forceです!!!図に乗って調子に乗る ...

結局その消極性というのは、街コンにいるようなあの意識の低い女どもと同じなのだ。大変残念なことに、僕が相対した女性の大多数はそんな感じだった。デートで一緒にお店を探してくれることもなければ、向こうからLINEの連絡を寄越すこともなかった。僕はIBJを退会したが、退会前に確認したところ、彼女たちは休会するか、またはそのまま誰とも真剣交際に入ることなく活動を続けているようだった。当然である。そのまま一生婚活し続ければいいと思う。

自分自身への期待外れ

もちろん僕自身にも、婚活に敗北した理由を帰しないわけにかない。

まず僕自身が、その他の婚活男性の下位互換に過ぎなかったということだ。僕は身長が低く、年収はまあ人並み以上、年齢は比較的高めで、喫煙歴があり、身内に無職の引きこもりがいて、実家暮らしで、両親が他界している。これらは全て、同年代同収入の男性と比較し、不利な条件となる。

つまり一定水準に達しているのは年収だけであった。実のところ僕は、年収が一定水準を超えていれば、まだ戦えるのではないかと考えていた。しかし、自分の年収は大したことがなかった。それは世間一般的に大したことがないのではなく、結婚相談所の基準に照らし合わせると大したことがないのだ。

サラリーパーソンの全国平均年収は約400万円と言われているが、結婚相談所で活動する人間の平均年収は700万円程度である。医師や弁護士、外資系企業などの高収入男性の比率が高く、年収700万円程度では突出することができない。それはつまり、僕自身の年収は大したことがなかったことを意味する。

結婚相談所のアプリにログインすれば、僕より背が高く、年収が高く、年齢が若く、家族構成にも問題ない男がズラリと並ぶ。彼らは全員、僕の上位互換である。また僕は、毒親育ち由来の愛着障害を患っており、今でこそだいぶマシにはなったものの、時たま精神面が不安定になる。

その中で僕を選ぶ理由が、どこにあるというのだろう。相談所の面談で持ち上げられただけで、僕は僕が思っている以上に、スペックが低いということだった

これらを踏まえて、僕はどうしたらいいだろう?少なくとも当面は、婚活はお休みである。今は婚活女性に対して非常に不信感と不快感を持ってしまっているので、これらが解消するのにまる1年単位かかるだろう。僕は子供はいらないが今後の人生の暇つぶしに付き合ってくれるパートナーは欲しいと考える人間だが、結婚相談所に対しての期待値が完全に下がってしまったので、もう僕は何もしないかもしれない。

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