四則演算が複数含まれている問題では、一つ一つの演算の正確さだけではなく、「計算順のルール」を知っているかどうかも大事になります。
間違った順番で計算してしまうと、正解とは全く違う答えが出ることがあるので要注意ですよ。
今回の問題にチャレンジして、正しい計算順を覚えているかどうか、確かめてみましょう。
問題
次の計算をしてください。
50−10×6÷3
※制限時間は10秒です。
解答
正解は、「30」です。
どこから計算すべきか迷ってしまい、時間オーバーになってしまった人はいませんか。
次の「ポイント」で、どんな順で計算すべきだったかを確かめてみましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「掛け算と割り算を優先して計算すること」です。
冒頭の50−10から計算を始めるのは間違いです。なぜなら計算順のルールは、以下のように決まっているからです。
<計算順のルール>
次の順番で計算します。
1.括弧の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算
※同じ順番の計算がある場合は、左にあるものを優先して計算します。
この問題に括弧は含まれていませんので、最優先で計算すべきは掛け算・割り算になります。なお、二つの計算の優先順は同じなので、割り算よりも左にある掛け算が計算のスタート地点になります。
50−10×6÷3
=50−60÷3
引き算と割り算では、割り算の方が優先されるので、次に計算すべきは60÷3です。
50−60÷3
=50−20
最後に引き算を計算して、答えを出しましょう。
50−20
=30
まとめ
今回の問題では、掛け算から計算を始めるのがポイントになりました。
足し算、引き算で始まっている式を見たら、式の中に掛け算や割り算が含まれていないかを確認しましょう。これは掛け算・割り算の計算の優先度が足し算・引き算よりも高いためです。
計算順のルールは正確な答えを出すために重要なので、ぜひ覚えておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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