横浜そごう美術館の片岡球子展を観てきました | ぐりとぐらの絵にっき
2023年01月30日(月) 07時32分53秒

横浜そごう美術館の片岡球子展を観てきました

テーマ:美術館・博物館

きのうはそごう横浜店にある「そごう美術館」で開催されていた「片岡球子展 面構(つらがまえ)たちむかう絵画」展の最終日を観てきました。

本当は、もっと早いうちに行く予定でしたが、いろいろあって最終日になりました。


この片岡球子は札幌出身の日本画家ですが、横浜市の小学校で教諭をしていたことがあります。

教諭の傍ら絵を描き、帝展(いまの日展)や院展に出展するも何度も落選。

しかし作品「枇杷」が入選し、そこから本領を発揮します。


その画風は、この展覧会ポスターを見ていただくと分かるように独特の筆致で描かれています。

(面構 葛飾北斎)

この人物は葛飾北斎で、背景に富嶽三十六景の赤富士を描いています。


この描きかたのために「ゲテモノ」呼ばわりされ、大いに悩むのですが日本画家の小林古径(こばやしこけい)に「ゲテモノと本物は紙一重。あなたの絵を絶対に変えてはいけない」と励まされることにより、自分の信念に従って作品を描いていきます。


その結果、この「面構」や「富士山」を描いた傑作を生み出すことになるのです。

では「面構」作品をいくつかご紹介します。


図録から「足利尊氏」


「足利義満」


「足利義政」

大胆にデフォルメした人物像に独特の色使い。

不思議と引き込まれていきます。



「豊太閤(ほうたいこう)と黒田如水」

右の人物は言わずと知れた豊臣秀吉。

左は秀吉の軍師、黒田如水(じょすい)。かの黒田官兵衛です。こちらも大胆な画風で描かれています。






これは「面構 一休さま」

あのトンチでお馴染みの一休さんです。一癖ありそうな顔をしていますね(笑)

右側の鵬とエビは「一休咄」をモチーフにしているそうです。






今回の出品リストです。

神奈川県立近代美術館所蔵の作品が群を抜いていますね。

リスト最後にご注目を。特別展示とありますが、球子が小学校教員だった頃の作品です。


「飼育」


「牡丹」

どちらも校長室に展示してあるそうです。


帰り際にミュージアムショップへ寄り、お土産を購入しました。


展覧会の図録




クリアファイル2点








絵葉書3点。真ん中のは、いま大河ドラマで話題の徳川家康公です。球子にかかればこうなるのですね(笑)


今回の展覧会は迫力ある絵ばかりで、見応えがありました。103歳で亡くなるまで、絵を描いていたそうです。


過去に神奈川県立近代美術館、鎌倉別館にて開催された展覧会です。これを観覧して片岡球子に興味を持ちました。因みに片岡球子の作品は、2mを超える大作で屏風絵的なものが多いです。






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