きのうはそごう横浜店にある「そごう美術館」で開催されていた「片岡球子展 面構(つらがまえ)たちむかう絵画」展の最終日を観てきました。
本当は、もっと早いうちに行く予定でしたが、いろいろあって最終日になりました。
この片岡球子は札幌出身の日本画家ですが、横浜市の小学校で教諭をしていたことがあります。
教諭の傍ら絵を描き、帝展(いまの日展)や院展に出展するも何度も落選。
しかし作品「枇杷」が入選し、そこから本領を発揮します。
その画風は、この展覧会ポスターを見ていただくと分かるように独特の筆致で描かれています。
(面構 葛飾北斎)
この人物は葛飾北斎で、背景に富嶽三十六景の赤富士を描いています。
この描きかたのために「ゲテモノ」呼ばわりされ、大いに悩むのですが日本画家の小林古径(こばやしこけい)に「ゲテモノと本物は紙一重。あなたの絵を絶対に変えてはいけない」と励まされることにより、自分の信念に従って作品を描いていきます。
その結果、この「面構」や「富士山」を描いた傑作を生み出すことになるのです。
では「面構」作品をいくつかご紹介します。
図録から「足利尊氏」
「足利義満」
「足利義政」
大胆にデフォルメした人物像に独特の色使い。
不思議と引き込まれていきます。
「豊太閤(ほうたいこう)と黒田如水」
右の人物は言わずと知れた豊臣秀吉。
左は秀吉の軍師、黒田如水(じょすい)。かの黒田官兵衛です。こちらも大胆な画風で描かれています。
これは「面構 一休さま」
あのトンチでお馴染みの一休さんです。一癖ありそうな顔をしていますね(笑)
右側の鵬とエビは「一休咄」をモチーフにしているそうです。
今回の出品リストです。
神奈川県立近代美術館所蔵の作品が群を抜いていますね。
リスト最後にご注目を。特別展示とありますが、球子が小学校教員だった頃の作品です。
「飼育」
「牡丹」
どちらも校長室に展示してあるそうです。
帰り際にミュージアムショップへ寄り、お土産を購入しました。
展覧会の図録
クリアファイル2点
絵葉書3点。真ん中のは、いま大河ドラマで話題の徳川家康公です。球子にかかればこうなるのですね(笑)
今回の展覧会は迫力ある絵ばかりで、見応えがありました。103歳で亡くなるまで、絵を描いていたそうです。
過去に神奈川県立近代美術館、鎌倉別館にて開催された展覧会です。これを観覧して片岡球子に興味を持ちました。因みに片岡球子の作品は、2mを超える大作で屏風絵的なものが多いです。
ぐりとぐらさんをフォロー
ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります
今日
2024-12-30
2024-12-29