高島市の「今」を再発見!
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2024.11
「故郷、高島市の未来に想うこと」 フランチャイズチェーン「鰻の成瀬」山本昌弘社長に聞く【第3回】
取材後記:街づくりへのEnergyは、もう動き出している
今回の取材場所としてご指定いただいのは、湖西線安曇川駅近くでまさにオープン間際のよもぎ蒸しサロン「aUN(あうん)」さん。
開店間際ということもあって、スタッフさんの教育のため「鰻の成瀬」日本橋店のオーナーである内藤さんを筆頭に、数名のフランチャイズオーナーさんが東京からお手伝いに来られていました。
店内は、開店準備で実に慌ただしい雰囲気がありながらも、サポートのオーナーさんも準備スタッフの方にも笑みがこぼれや和気あいあいとした会話が絶えません。
取材のところどころでは、この内藤さんにも加わっていただき、話をお伺いする機会がありました。そして、その会話から、鰻の成瀬がなぜここまで急成長したのか、その理由の一つとして「フランチャイザーとフランチャイジーの仲の良さ」、にあることを実に強く感じました。
「飲食経験がない」「鰻も焼いたことがない」など、時として山本社長宛ににアンチコメントなども来ることもあるらしいですが、そのようなことは山本社長ご自身も、内藤さんらフランチャイズジーであるオーナーさんも意に介していない様子。

「山本社長は会社の経営者で、店舗を経営して鰻を調理するのは僕らオーナーの仕事です。だから、僕らがしっかりと結果を残してくことが当たり前だと思っています」と内藤オーナー。
「日本で鰻のNo.1フランチャイズチェーンをつくって、そのトップが飲食の業態もよく知らない、鰻も一つも焼いたことがないって、むしろ面白いやん、という感覚です。その立ち位置を本気で狙っていましたし、そんな僕の考えを内藤さんは初期の頃から知ってくれています」という山本社長。
「鰻の成瀬も、『儲かるから』ではなく『山本社長という人』がやるから僕もやるという感覚で参加しました」と内藤さんは笑いながらも山本社長への信頼度を熱く語ります。そして、山本社長もそんな内藤さんのことを「メディアでも言いたい放題で奔放に動き回る僕をコントロールしてくれるお父さん的存在」と表現する。
このお二人の会話だけで、お互いに固い信頼関係で結ばれていることがひしひしと伝わってきます。また、そのことが鰻の成瀬のフランチャイザーとフランチャイジー全体でも相互信頼があり、タテヨコが公平なバランスでワンチームとなっていることがうかがえました。
「実際に、加盟店オーナーさんたちも、コミュニティそのものや、また急成長している事業の真ん中にいるということにも楽しんでいたと思う」という山本社長。
「コミュニティの中が、『今度はこの地域で店が立つぞ!』とまるで『信長の野望』のような陣取りゲームの感覚になっていましたね」と笑みをこぼします。

取材場所であったよもぎ蒸しサロンの「aUN」さんで、楽しそうな雰囲気を感じたものもまさに、そのような信頼関係に成り立っているからだと、取材を追うごとにそのことが腑に落ちていきました。
「高島店のスタッフたちの教育のために、こうやって東京からわざわざ加盟店オーナーさんたちが来てくれて手伝ってくれることも嬉しいですし、何よりも高島市との関係する人口をこのようにして増やしていけるのもの自分の役割だと思っています」と山本社長。
地元の人たちと関係する人たちを増やし、それをいかに巻き込んでいくことが街を盛り上げ発展させていく一つの要素だと、その考えを述べてくれました。
山本社長と鰻の成瀬フランチャイズチームの信頼関係が奏でる「阿吽(あうん)」の呼吸が、これから立ち上がるよもぎ蒸しサロン「aUN」でさらに事業を拡大し、そのエネルギーが高島市の未来にも注がれていくことは間違いなさそうです。
本格よもぎ蒸しサロン aUN 高島本店
所在地:滋賀県高島市安曇川町末広2丁目10

ー全話終了ー