厳しい状況だからこそ、未来を築く価値がある(前編)-北川わたる | タカシマ未来チョイス has loaded

cron

高島市の「未来」を考えよう!

01

2024.11

厳しい状況だからこそ、未来を築く価値がある(前編)-北川わたる

    令和7年(2025年)2月12日日に高島市長及び高島市議会が任期満了となります。

    そのような状況の中で、高島の新しい未来のために立ちあがろうとしている方がいらっしゃいます。

    スポーツ塾NPO法人TSC代表 北川わたるさんです。

    北川わたるさんは、1985年に高島市で生まれ育ち、びわこ成蹊大学を卒業とともにスポーツ塾NPO法人TSCを地元高島市で創業し、経営者としてこれまでに1,000名を超える子どもたちの夢を応援されてきています。

    目指したい高島市の未来、そして、そのためにどのような手を打っていったらいいのか。

    そのお考えについて、北川わたるさんに熱く語っていただきました。


    ――本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。高島の未来についてリーダーシップを発揮していこうと決意した背景についてお聞かせください。

    ありがとうございます。正直に申すと「厳しいからこそ挑戦する価値がある」と思ったからです。今の高島市は、人口減少や高齢化が進んでおり、多くの人が将来に対して不安を感じています。多くの人が「これからの10年、20年は右肩下がりだ」と諦めているような状況かもしれません。

    しかし、私はそう思いたくありません。高島はもっと良くなるし、未来があると思っています。だからこそ、自分自身で経営してきた事業を仲間に託してまで「挑戦する価値がある」と私は考えています。

    ――これまでに事業(NPO法人TSC)を営んでいたということですが、これはどういうきっかけで起業されたのでしょうか?

    そもそも、私はスポーツ事業で起業することを決めて大学に入りました。それを決めたのは高校3年の時です。それまではずっと野球しており、それこそプロ野球選手をも目指していました。ですが、高校3年の時に怪我をしてしまい、野球はできなくなってしまいました。

    怪我がもとで目指していた夢がついえたことで、あらためて自分は人生を通して一体何がやりたかったのかと振り返りました。「なぜプロ野球選手になりたかったのか」と自問自答したとき、その理由が「人に影響を与えるような仕事に就きたい」という思いからきていることに気がついたんです。

    そこで、野球選手以外に、他の人に影響を与えるような職業は何か?

    そう考えて浮かんだのが“経営者”だったのです。このときに、これまで培ってきたスポーツで事業を起こそうと思い、びわこ成蹊スポーツ大学のビジネスコースを専攻しました。

    ――なるほど、高校3年生の時にすでになりたい未来を目指していたわけですね。大学ではどのような研究をされたのですか?

    理想のスポーツクラブのロールモデルをつくる研究をしていました。その実践として、地元である高島市でNPO法人TSCを立ち上げました。

    ――起業した場所は、なぜ高島市だったのでしょうか?

    大阪や京都といった人口が多い都市で事業を立ち上げれば、成功する確率は高くて経営としてはやりやすいでしょう。でも、果たしてそれがロールモデルになり得るかといわれると私は違うと思ったんです。日本の大多数が、高島市のように人口減少など問題を抱えた地方の都市や町です。そのような地域でこそ事業を立ち上げて、成功させていくことがロールモデルだと考え、高島市で起業しました。

    さらに、これは私自身の性格もあるかもしれませんが、地方自治体のような厳しい環境の地域で実績、成功事例を築きそれを都市、そして日本全国や世界へと広げていくほうが、私はとてもやりがいを感じます。

    ――そこには、まさにこれからの挑戦しようするリーダーとしての活動とイメージが重なるように感じますが。

    はい、おっしゃる通りです。これからの高島市を、全国の地方自治体におけるロールモデルとなることを目指していきたいと思っています。さらに言えば、地方自治体だけでなく、日本あるいは世界に対しても注目を集めたいと思っています。

    ――そのことについて、もう少し詳しくお話しいただけますでしょうか。

    日本は世界における課題の先進国だと思っています。特に少子高齢化については最もそれが著しい。その中でも高島市は、少子高齢化が他よりも3割ほどさらに進んでいる地域で、まさに“超”がふたつつくほどの課題先進地だと言えるでしょう。そのような事態に対して、ここ100年で出来上がったような近代に築かれた慣例に従っていては、正解を見つけるのは難しいだろうと思っています。実際に、現時点では大きな成功事例もありません。

    私たちが先駆けて新しいモデルケースをつくり、誰もまだ手をつけていない分野に新しい発想で取り組んでいく姿勢がとても重要だと思っています。

    さらにその結果が成功事例となって日本のどの地方自治体からも参考とされる町になれば、日本国内のみならず世界的にも注目を浴びることに繋がります。そのことが、人の流入を増やし経済的効果を生み出すことも期待できます。

    取り組むからには、そこまで目指そうという思いを強く持っています。

    課題が多く厳しい局面が多いということは、それだけまだまだ伸び代があると私は思っています。厳しい局面をひっくり返すことができれば、それは大きな価値となり高島市として大きな財産になります。

    ――ありがとうございます。高島市の厳しい状況を改善していくための方向性について次回もう少し詳しいお聞かせいただけますでしょうか。

    承知しました。

    ーー後編に続くーー

    記事をシェア