性暴力敗訴の社会福祉法人 女性活躍認証を取り消しへ 滋賀県

前の理事長が元職員の女性2人に性暴力などを繰り返したとして、裁判所から損害賠償を命じられた社会福祉法人について、三日月知事は、県がこの法人に与えている「女性活躍推進企業」の認証を取り消す考えを示しました。

障害者の支援施設などを運営する近江八幡市の社会福祉法人「グロー」は、前の理事長が元職員の女性2人に対し性暴力やセクハラを繰り返したとして、ことし10月、東京地方裁判所から損害賠償を命じる判決を受けました。
県はおととし(令和4年)、女性が働きやすい職場というお墨付きを与える「女性活躍推進企業」に認証しましたが、三日月知事は、17日の会見で「いったん取り消す方向で考えることが望ましいのではないか」と述べ、認証を取り消す考えを示しました。
また、県が法人に認証を与えたのが元職員が提訴した時期よりあとだったことについて、「当時は係争中で事実認定ができなかったという事情があるが、反省材料としたい」と話しました。
そのうえで三日月知事は「認証制度の条件を満たしていたとしても、深刻な事案が当時の理事長によって行われ、それを容認する組織であったことは極めて残念だ。認証する過程を今後考えないといけない」と述べ、制度の見直しを検討する方針を明らかにしました。

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