「年越しそば」で そば店にぎわう

 大みそかの31日、さいたま市のそば店では、年越しそばを食べる人たちでにぎわっています。

 さいたま市大宮区にあるそば店「大村庵」では、午前中から多くの家族連れなどでにぎわいました。

 大村庵では、一日で店内用と持ち帰り用、合わせて2000食のそばを用意しています。

 ことしはかつお節など、材料費の高騰で、商品の価格を50円から数百円ほど、値上げしたということです。

 訪れた人たちは、ことし一年を振り返ったり、新しい年に期待したりしながら、年越しそばを味わっていました。

県内の神社など 新年の準備進む

 県内の神社などでは、新しい年を迎える準備が進められています。

 さいたま市大宮区にある武蔵一宮氷川神社は、毎年、正月三が日に200万人以上の参拝者が訪れます。

 拝殿の前に、幅およそ16メートルの賽銭箱が設けられました。

 また、境内には、来年の干支の「巳」が描かれた縦・横、およそ1.5メートルの絵馬も飾られ、31日夜から訪れ始める参拝者を迎えます。

 氷川神社によりますと、コロナ禍で分散参拝を呼びかけたことで、ここ数年は、新年を前にお札やお守りを求める人が増えているということです。

 氷川神社では、例年と同じく、多くの人が訪れると見込んでいます。