皆さんは計算の正しい順序を覚えていますか?
あまり難しく考えすぎずに、気軽に取り組んでみてください。一度は習ったことのあるものなので、すぐに思い出すことができると思います。懐かしむ気持ちで問題を解いてみてくださいね。
問題
次の計算をしなさい。
16−4×7÷2
どこから計算するのが正しかったでしょうか。
解説
この問題の答えは「2」です。今回の問題は、引き算、掛け算、割り算の三種類で構成された問題です。これらに足し算を加えた計算を四則演算といい、計算順序のルールが決まっていました。
落ち着いて計算順序の確認をしていきましょう。
<四則演算の計算順序>
・まずは掛け算と割り算の計算を行う
・次に足し算と引き算の計算を行う
※優先順位が同じまとまりでは、計算しやすいように順序を入れ替えることができる。
この計算順序を守って計算していきましょう。まずは、掛け算と割り算の計算から行います。該当するのは、「4×7÷2」ですね。これを計算してみると
4×7÷2
=28÷2
=14
となりますので、
16−4×7÷2
=16−14
=2
とするのが正解になります。
ところで、この問題の答えを「42」としてしまった方はいませんか? 左から順番に計算していくと、誤った答えになってしまうので注意してくださいね。
まとめ
四則演算は計算順序を守らなければ、答えがまったく違ったものになってしまいます。計算の基本ですので、必ず思い出しておきましょう。
当メディアでは、この他にも頭の体操になる計算問題を出題しています。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
類似問題に挑戦!