さいたま市桜区で住宅全焼 夫婦と連絡取れず

 18日夜、さいたま市桜区で木造3階建て住宅が全焼する火事がありました。

 警察によりますと、火事のあと、この家に住む80代の夫婦と連絡が取れていないということです。

 18日午後7時ごろ、さいたま市桜区栄和の木造3階建て住宅で「炎が見えていて、かなり燃えている」と、近くにいた女性から110番通報がありました。

 この火事で木造3階建て住宅が全焼し、18日午後10時現在も消火活動が続いています。

 警察によりますと、この家には80代の夫婦が住んでいて、火事のあと、連絡が取れていないということです。

 警察は、2人の安否確認を急ぐとともに出火の原因を調べています。

わいせつ疑いで再逮捕の警視庁警部補を不起訴 

 去年9月、草加市の集合住宅で、20代の女性の体を触ったとして、11月27日に再逮捕された39歳の警視庁の警部補について、さいたま地検は18日付けで、不起訴処分にしました。

 警部補は去年9月、草加市の集合住宅で県内に住む20代の女性の体を触ったとして、不同意わいせつの疑いで11月27日に、県警に再逮捕されていました。

 さいたま地検は、不起訴の理由を明らかにしていません。

柴山議員 裏金不記載「派閥が指示」

 18日午前行われた衆議院の政治倫理審査会で、埼玉8区選出の柴山昌彦議員は、政治資金収支報告書への不記載は、旧安倍派事務局からの指示だったと証言しました。

 自民党旧安倍派の柴山昌彦衆議院議員は、政治資金パーティー券のキックバックについて2013年までは、収支報告書に寄付の形で計上していたと話しました。

 しかし、2014年ごろに派閥事務局から連絡があり、収支報告書に記載しないよう指示があったと言うことです。

 柴山議員は、「従来通りに寄付として双方計上し運用できないか」とかけ合ったものの事務局から「法的に問題ない処理を行っている」として断られたと説明しました。

清水勇人さいたま市長 ことしの漢字は「初」

 さいたま市の清水市長は18日、年内最後の定例記者会見を開き、ことしの漢字を「初」と発表しました。

 ことしの漢字について清水市長は、ことし7月に全国の政令指定都市で初めてデジタル地域通貨を導入したことなどを理由にあげました。

 デジタル地域通貨は、アプリを使って現金をチャージすると、デジタル地域通貨、「さいコイン」として、市内の加盟店で使うことができるもので、現在は、ドラッグストアや飲食店などおよそ1500か所で利用でき、アプリのダウンロード数は8万件を超えたということです。

 清水市長は、来年について、大宮盆栽村が開村100周年を迎えることから、盆栽の魅力発信を始め、子育てが楽しく、高齢者が生涯現役で暮らせるよう、「誰もが住みやすい地域社会を目指していく」と述べました。

北本市 横断中の男性 トラックにはねられ死亡

 18日朝、北本市の県道で道路を横断していた男性がトラックにはねられ死亡しました。

 18日午前6時10分ごろ、北本市中丸の県道164号で中型トラックが道路を横断していた男性をはねる事故がありました。

 警察は、トラックを運転していた会社員伊與田秀紀容疑者56歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 伊與田容疑者は、容疑を認めているということです。

 歩行者の男性は、市内に住む堀口政幸さん(84)で病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されています。

 警察によりますと、現場は、横断歩道がなく、トラックの左前あたりにぶつかった跡が残っていて右から横断してきた堀口さんが道路を渡りきる前にトラックにはねられたとみられます。

 警察は、伊與田容疑者の容疑を過失運転致死に切りかえ、事故当時の状況を調べています。

城西大と正智深谷高 幅広い分野での連携協定締結

 城西大学と正智深谷高校は学業やスポーツなど幅広い分野で連携するため18日、協定を結びました。

 締結式では城西大学の藤野陽三学長と正智深谷高校の亀山典幸校長がそれぞれ協定書に署名しました。

 協定書には大学が生徒を聴講生として受け入れるほか大学の教授らが高校に出向いて特別講義を開くことなどが盛り込まれています。

 また、スポーツ分野でも練習試合の開催や部活動で大学生が高校生を直接指導することなどを想定しているということです。

 藤野学長は「これからますます交流し、両校が深い関係になれればと思う」とあいさつしました。

 また、亀山校長は「最先端の教育や研究に高校在学中から触れることで生徒の学ぶ意欲や進路意識の向上に、つながることを期待している」と話しました。

杉戸農業高校 闇バイトの危険を伝える授業

 多発する闇バイトに高校生が巻き込まれるのを防ごうと、杉戸農業高校で闇バイトの手口や見分け方などについて教える授業が開かれました。

 授業は、杉戸警察署と人材サービス企業のディップが行ったもので、全校生徒およそ650人が参加しました。

 始めに、ディップの社員が、「アルバイトの募集元が不明確」「給料が異常に高い」「連絡手段がSNS」など闇バイトを見極めるポイントや高校生が働けない職種や時間帯などについて説明しました。

 続いて、杉戸警察署の山田徳行生活安全課長は、犯人が秘匿性の高いアプリを使ったり顔写真や身分証明書を出させたりするなどの闇バイトの手口について話しました。

 生徒たちは、実際の募集事例を見たりクイズを解いたりして、闇バイトに巻き込まれないための知識を学んでいました。

狭山市の保育所 園児が餅つきに挑戦

 狭山市の保育所で子どもたちが餅つきを体験し、正月に飾る鏡餅を作りました。

 狭山市では子どもたちに季節の行事を大切にしてもらおうと、毎年この時期に市内7か所の保育所で杵と臼を使った昔ながらの餅つきを行っています。

 このうち、笹井保育所で行われた餅つきには、3歳から5歳までの園児およそ70人が参加、園児たちは大人の力を借りながら重たい杵を持ち上げ、「よいしょ」のかけ声とともに、臼に入ったもち米を元気いっぱいについていきました。

 この後、園児たちはできあがった餅を丸い形に整えながら2段の鏡餅を作り、冬の行事を楽しみました。

 完成した鏡餅は保育所の玄関や室内に飾るということです。