残せ!「三保の水族館」 地元団体、署名活動開始 学術・教育で社会貢献「貴重な財産」 /静岡

世界初とされる東海大学海洋科学博物館の大型アクリル水槽=西源二郎さん提供

 「三保の水族館」の愛称で長年親しまれながらも一般公開を終了した東海大学海洋科学博物館(静岡市清水区三保)について、元館長や地元住民らでつくる会が存続を求める署名活動を始めた。「世界の水族館史における貴重な財産であり、解体されるようなことがあってはならない」と広く賛同を募っている。【丹野恒一】

 同博物館は1970年、三保半島の先端に開館。世界初とされる大型アクリル水槽や、カクレクマノミの繁殖に世界で初めて成功するなど、学術と教育の両面で社会に貢献し、市民の憩いの場としての役割も果たしてきた。しかし、設備の老朽化や耐震性などを理由に2023年3月で有料公開を終了。その…

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