五所川原市談合事件 つなぎ役の会社役員に懲役1年6か月求刑
五所川原市が発注した工事をめぐり、元副市長ら2人と共謀して入札の参加業者を選定し特定の業者に落札させたとして官製談合防止法違反などの罪に問われている会社役員の初公判が開かれ、被告は起訴された内容を認め、検察は懲役1年6か月を求刑しました。
五所川原市広田の会社役員、片山弘一被告(70)は、市が発注した工事の入札をめぐり元副市長ら2人と共謀して参加する業者を選定し、特定の業者に落札させたとして官製談合防止法違反などの罪に問われています。
27日、青森地方裁判所で初公判が開かれ、被告は「おおむね間違いありません」と起訴された内容を認めました。
このあと検察は「被告は五所川原市長を支援する建設業者などで作る団体と市のつなぎ役で、談合を行う上で必要不可欠な役割を果たしていた」と指摘しました。
その上で、「被告が取締役を務める会社はこの団体に所属し、自分の会社が利益を得ることを目的として犯行に及んでいたと認められ、身勝手で利欲的な動機に酌量の余地はない」として懲役1年6か月を求刑しました。
この事件をめぐる裁判では検察が元副市長ら2人についても懲役1年6か月を求刑しています。