クリスマス・イブはバイクで出勤
朝、珍しくきみは
携帯で誰かと話をしていた
勝手に奥さんかな、と推測
イコール
きっと帰りは早く帰るのかな
そう思いながら仕事してたんだけど
何の連絡もなく
仕事終わってから
お疲れさまです
と連絡したら
バイクですか?
と聞かれ、バイクと答えると
バイク置き場向かいます
と返信がきて
返信打とうとしたら
君が私の目の前を通り過ぎた
あれ?
って思ったけど
私に気付いてない様子。
そのまま、きみの後ろを追う。
途中できみが横を向いたとき
わたしは
一歩前に出て横に並んだ。
おぉ
きみは私に気付いて驚いたようにみえた
今日は電車?
ううん、車
いつもの道の駅まではちょっと遠いから
少し手前の道の駅で待ち合わせとか出来たりしないかな?
うん、
大丈夫だよ☺️
じゃ、そこで待ち合わせね☺️
一旦わかれて、道の駅のトイレ付近で合流。
寒いね💦
うん、どうする?
お散歩する?
時間ないよね?
うん
車に乗せて貰うのって迷惑?
大丈夫だよ
そう言って
きみの車に向かうと
きみは運転席の後部座席のドアに手をかけた
それを見て私は助手席の後部座席のドアを開けて、乗り込んだ
バイク、寒かったでしょう
うん
でも完全に防寒してきてたから大丈夫。
少しでも温まるといいけど
温めてくれないの?(笑)
風邪だったし
インフルエンザ説あるし
息子インフルエンザだったから。
気にしないのに。
と言って
ドアに寄りかかっているきみに抱きついた。
きみも腕を回してくれた
しばらくして
その後
持ってきたバックから
袋を取り出し
クリスマスプレゼント🎁
と言って渡した。
お誕生日にあげたダルトンのツールキットの
小さいトラックバージョン。
事前に色だけ
カーキとネイビー
どっちが好きか聞いていた。
きみは青が好きと言っていたから
予想通りのネイビーが好きとのこと。
ダルトンだ!
と、きみは言って、箱を開けようとするけど
貼られたテープが切れない。
何か切れるもの。。。
と思いつつ、
私のバイクの鍵を渡すと、きみはサクッと切った。
やっと切れた(笑)
こないだと少し被ってるけど
怪しまれないプレゼント、思い浮かばなくて。。。
ごめんね💦
ううん
これ、飾っても可愛いよね☺️
ありがとう!
きみは
運転席にある革のバックパックをゴソゴソとし始め
赤いビニールを取り出し
ちょっと
袋、
プレゼントとサイズ合わなくて、大きすぎるんだけど💦
と言って私に手渡してくれた。
赤いコカ・コーラの柄の
ブーツのカタチをした大きなビニール袋
中には
ハンドクリームふたつと、箱に入ったリップバーム。
わたしはそれを袋から取り出した
わぁ
ハンドクリームとリップバームだ!
リップバーム、開けてもいい?
うん
韓国のらしいよ?
俺は
美容に疎いから、良くわからないけど💦
美容に詳しかったらちょっと嫌かも(笑)
可愛らしいパッケージのハンドクリームとリップバーム。
リップバームを箱から取り出し
早速くちびるに塗ってみる。
思っていたよりも、緩めのテクスチャー。
嬉しい!
どうもありがとう!!!
そう言って
きみに軽くキスをした。
そして
ゆっくりきみの唇を舐めた。
きみがそれに答えるように舌を絡める。
甘い?
うん、ちょっと甘い(笑)
ふと
きみの目線を追って
後ろを振り返ると
フロントガラスから正面に見える
止まってる車の運転席に人がいる。
一瞬、キスをやめた。
でも寄りかかったまま
他愛もない話をして
またキスをした。
久しぶりに間近で見るきみの顔。
きみの唇。
きみの感じてる顔。
ぎこちなく
きみは私に触れる
私はバイクだから、かなりの防寒着。
クリスマス・イブ
きみと繋がりたいと思った。
そして
したい
と言った。
でも
したいけど、また今度しよう
そう言われた。
奥さんとする予定だから
私とはしたくないの?
そうゆうわけじゃないよ。
奥さんとはしない。
本当?
本当。
奥さんとしない。
ちょっと
意地悪をしたくなった。
またキスをして
きみの下半身をさすった
手でしてあげる
手で?
どうやって?
わたしは笑って見せて
ゆっくり
きみの感じるところを攻める
しばらくすると
ヤバい、でる、、、
、、、、、
ちょっと、でた💦💦💦
というから
慌てて顔を近づけたけど
やや間に合わなかった。
きみのダウンジャケットとヒートテック?に
白い液がちょっとついてしまった
ごめん💦
ついちゃった💦💦💦
ウェットティッシュバイクに忘れてきちゃったみたい💦
とりあえず、急いで普通のティッシュを何枚か手渡す。
大丈夫💦💦💦
そう言ってきみは運転席にあるバックパックから
制汗シートを取り出し
ゴソゴソと拭いていた
私も手伝おうとするが
何も出来ず。。。
ごめんね🙇
大丈夫☺️
しばらくしてから
奥さんとはしないよ
と、きみがつぶやいた。
そか
きみに聞こえるかわからないくらいの声で答えた
いつまでも
きみがドアに寄りかかっている体勢が気にかかる
でも
気に掛けるのはやめるようにする。
そして
くれたプレゼントについても
韓国製らしい
ってところが、気にかかった。
うちの職場のキラキラ主婦ちゃんも
若いスタッフも韓流が好き。
恐らく娘ちゃんも好きって言ってたような。。。
プレゼントの入手経路が気になってしまう。
そんなモヤモヤを抱えながら
お別れのキスと握手をした。
バイク寒いから
気をつけてね!
ありがとう!
きみは窓を開けて手を振る
わたしも手を振って
去りゆくきみの車の後ろ姿を見送り
今回はラインを送らず
バイクに向かった。