衣笠さんと山本浩二氏は実は犬猿の仲だった 元ニッポン放送アナ・深澤氏が明かす

山本氏(右)と衣笠さん(左)の関係は劇的に変化した(中央は当時の古葉監督)
山本氏(右)と衣笠さん(左)の関係は劇的に変化した(中央は当時の古葉監督)

 23日夜に死去した元広島の鉄人こと衣笠祥雄(きぬがさ・さちお)さん(享年71)は現役時代、ミスター赤ヘルこと山本浩二氏(71)との名コンビで鳴らしたが、実は最初は犬猿の仲ともいえる関係だった。元ニッポン放送アナウンサーで2人と親交があった深澤弘氏(82)が、本当の仲を明かす。

 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が、よくこう言っていました。

 「僕の誇りはね、王(貞治ソフトバンク球団会長)と1度もいさかいがなかったことだよ」

 同じチームに力量が突出したスターが2人いれば、お互いに意識し合い、いつしか仲が悪くなる方が普通。奇跡的にONコンビの仲が良く、両雄が見事に並び立ったことが、巨人9連覇の原動力だったともいえます。

 何年か前、(山本)浩二さんにこの話をしたら、彼はこう声をひそめました。

 「僕とキヌ(衣笠さん)の仲は、決して良くなかったです。ライバルで、お互いにとげとげしかった。3番衣笠、4番山本で、僕はネクストバッターズサークルで何度も『打つな!』と念じました。キヌも同じ気持ちだったと思います」

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