【同人女の戯言】中堅サークル壁を眺める
アカウント転生したのではじめまして。私はどこにでもいる同人女です。流行りのジャンルでカップリング小説の薄い本を書いています。noteでは「同人垢では逆に言えないチラシの裏」みたいな話をしています。
気が向いたらお付き合いいただけますと幸いです。
中堅サークルが恐れているもののひとつが「壁配置」だと思う。中堅サークルの定義とかは曖昧だけれども、逆説的に「壁配置を恐れていたら中堅サークル」なのではないかと思う。壁配置に花形みたいなイメージを抱く方も多いようなのだが、ここで壁配置のメリットとデメリットを挙げたい。
壁配置のいいところ
・目立つ。壁だけを買い回りするような人の目に触れるチャンス
・でかいポスターが貼れる
・在庫がいっぱい置ける
・人がいっぱい集まっても迷惑がかからない
壁配置のやなところ
・同CPの島からひとりだけ離れてしまう
・さみしい
・いやそんな規模じゃないんですようちのサークルは…
本当に壁配置じゃないと人が集まってしまったり、在庫がスペースに入りきらない大手の場合はもちろん壁配置は有難いと思うのだが、でかいポスターを貼りたいわけでもなければ、集客にそこまでの関心もなく、ただ「同じカップリングの島でワイワイきゃっきゃする程度で別にいい」と思っている中規模サークルとしては、壁はできるだけ避けたい配置なのだ。
しかし、執筆速度がおばかさんで新刊がやたら多かったり、クソ分厚い再録を出そうとしていたり、諸々の事情でうっかりイベント主催に「こいつは壁だな」と思われてしまったら壁になってしまうリスクがあるのが中堅だ。
搬入数を間違えると「うっかり」壁配置に「なってしまう」くらいの規模のサークルはだいたい、ヤダー壁はヤダーせめて誕席に納めてくれ〜と呻きながら電卓を叩き、ダンボール箱の数を計算して、新刊の搬入数をギリギリまで少なくしようと画策するのである。
そんなことある? って思うかもしれないが、本当にそうなんだ。だってこちとら中堅である。同人誌の発行数は2桁ではないが4桁でもない。3桁、それも相当少ない方だ。部数だけ見れば、壁とは縁もゆかりもない。壁の知り合いいるけど、大体みんな4桁だって言ってるもん……
──なのに、誰だよ1000ページも書いたやつは〜〜
1000ページって、50ページの本20冊分の厚みがあるんだぞ〜〜〜〜〜
1000ページ100部、嵩だけ見れば50ページ2000部と同等なんじゃ〜〜〜
島中に入り切らねえだろクソ〜〜〜〜〜!!!!
と、いうわけで私は今、壁の方をチラッチラッと見ながら、必死に本の厚みと段ボールの箱数を計算している。いや、100もいらないんじゃないかな、クソ分厚いし値段も高くなるし、きっと誰も買わないから50でも…搬出のときに運ぶのもめんどくさいし…よし50にしよう。そしたら50ページの本1000部と変わらないから多分………大丈夫、か……???
友達が次の私のイベント、島中になるか誕席になるか、壁に流刑になるかで賭けをしているのだが、マジで壁は勘弁してほしいのであった。どれだけ計算しても段ボールが6箱より少なくならない気がしてるんだけど誰かタスケテ。


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