所沢市のマンションで血を流した男性見つかる

 26日夜、所沢市のマンションで20代から30代くらいの男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

 警察は、男性が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査しています。

 26日午後9時40分ごろ、所沢市東住吉のマンションで、通行人の男性から「人が倒れており、付近に大量の血が流れている」と110番通報がありました。

 倒れていたのは20代から30代くらいの男性で、病院に搬送されましたがおよそ2時間後に死亡が確認されました。

 警察によりますと、マンション内の別の箇所にも血痕が確認されているということです。

 また、捜査関係者によりますと、男性には刃物のようなものでつけられたとみられる傷があるということです。

 警察は、男性の身元確認を進めるとともに、男性が何らかの事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査しています。

仕事納め

 多くの官公庁や民間企業で27日が、仕事納めとなりました。

 来年秩父市内で開催される「第75回全国植樹祭」の準備を進める県の全国植樹祭推進課の仕事納めでは、中﨑善匡課長が「大きな遅れもなく進捗していると思います。年が明けると開催年です。全力で皆さんと一緒に取り組んでいきたい」と職員をねぎらいました。

 全国植樹祭は、来年5月25日、「秩父ミューズパーク」で埼玉県では66年ぶりに開催されます。

 県は、来年1月25日と26日に植樹祭の100日前記念イベントを行い、機運を盛り上げていきたいとしています。

高校生ビジネスプラン・グランプリ 決勝進出者訪問

 全国の高校生などがさまざまなビジネスのアイディアを競う「高校生ビジネスプラン・グランプリ」のファイナリスト10組に選ばれた高校生が大野知事に大会での健闘を誓いました。

 県庁を訪ねたのは早稲田大学本庄高等学院2年の中塚ノアさんです。

 中塚さんは、1990年代半ばから2010年ごろに生まれた人々を指すZ世代が、ワクワクしたり仲間同士で楽しんだりしながら商品を購入できるECサイトを作成・運営するビジネスプランを提案し、全国536校・5151件のプランから10組のファイナリストに選ばれました。

 大野知事の前でプレゼンテーションした中塚さんは、「自らのビジネスプランで日本や世界を照らしていきたい」と意気込みました。

 中塚さんは、来年1月12日に東京大学で開かれる最終審査会に出場します。

11月の有効求人倍率1.06倍 2か月連続上昇

 11月の県内の有効求人倍率は1.06倍で、2か月連続で上昇しました。

 有効求職者数は、前の月にくらべ0.5パーセント減の8万9425人でした。

 一方、有効求人数は4.2パーセント増の9万5194人となりました。有効求職者数が2か月連続で減少する一方、有効求人数は4か月ぶりに増えました。

 これによる仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、季節調整値で1.06倍と前の月を0.04ポイント上回り、2か月連続で上昇しています。

所沢市 親子おこづかい会議

 お小遣いなどお金の使い方や、貯め方、管理の仕方などを親子で学ぶ講座が所沢市で開かれました。

 この講座は、子どものお小遣い制の始め方や、子どもたちに正しくお金を管理してもらう方法など、保護者の悩みを解決するとともに、キャッシュレス化が進む中で、改めてお金の価値について小学生に学んでもらおうと企画されました。

 27日は、市内の小学校に通う児童と保護者合わせて15組が講座に参加しました。

 講座では、お小遣いに関して親子の間で契約書を作成しました。

 契約書には、決まった金額のお小遣いをもらう定額制や食器洗いや、トイレ掃除など家族の手伝いをしてお小遣いをもらう報酬制などお小遣いのもらい方を親子で決めました。

 その後、子どもたちは、お小遣いに関する両親への日々の感謝や金額アップをお願いするポスターを制作しました。

 参加した親子は、互いにコミュニケーションをとりながら、改めてお金の大切さを学んでいました。

川越市立美術館 ヤジマキミオ「ねこ展」

 発泡スチロールや、羊毛フェルトなどを使った猫に関する作品を観賞できる企画展が、川越市立美術館で開かれています。

 この企画展は発泡スチロールアーティストとして川越市を中心に活動を行うヤジマキミオさんが、羊毛フェルト作家の松原花歩さんなどとコラボして行われました。

 こちらは、ヤジマキミオさんによる寺院の門などに設置されている阿吽像をイメージして作られた2体の招き猫です。

 右手をあげている猫は金運や幸運を招く黄色い招き猫を、左手をあげている猫は、人やお客を招く赤色の招き猫を表現しています。

 このほか、障害者が製作した作品や羊毛フェルト作家の松原花歩さんによって、1つひとつ丁寧に制作された羊毛フェルトの猫などが展示されています。

 企画展「ヤジマキミオねこ展」は、川越市立美術館の市民ギャラリーで28日まで開かれています。