河村たかし名古屋市長、15日自動失職 議会が辞職不同意
名古屋市議会は11日の本会議で、次期衆院選での立候補を表明している河村たかし名古屋市長が9日に提出した辞職願について、自民党、公明党などの反対多数で不同意とした。15日の衆院選公示で立候補が受理された時点で自動失職する。
河村市長は11日、市役所内で記者団に「実現できたことはたくさんある。特にスクールカウンセラーなど子ども施策をつくることができうれしかった」と語った。
市選管によると次期市長選の投開票は12月初めまでに実施する見通し。河村氏は1993年に衆院選で初当選し衆院議員を務めた後、2009年に名古屋市長に就任した。出直し選挙を含めると市長選に5回当選し、15年間務めた。