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なぜ人はこれほど激しく争い合うのか?
「善悪」という言葉/概念は、人の潜在意識下で数十個の心理トリックの集合体とほぼ一体化している。この集合体は数千年もの時間を掛け人知れず成長し、世界中へ広がったものだ。
「なぜ人はこれほど激しく争い続けるのか?」「なぜイジメや虐待がここまで多いのか?」「なぜ人はこれほど残酷で凶暴になれるのか?」
・・・答えは、善悪という怪物(=心理トリックの集合体)の中に有る。
人類の悲劇の解消へ
本書が目指すのは、善悪の心理トリックが生む分裂・対立・無理解・憎しみ・争い等、人為的悲劇の解消だ。それは個人の心の悩みからテロ・戦争など、宗教・国家・文明間の巨大な争いまでも含むものだ。
トリックは種明かしをすれば使えない。善悪の心理トリックもまた同じだ。
本書は、潜在意識下で複雑怪奇に絡み合う、数十個の心理トリックの種明かしをすることで、人類が自ら作り出している悲劇を解消する試みに他ならない。
大袈裟に聞こえるかもしれない。けれど世界中で、どれほど多くの人が善悪に頼り・利用し・支配されているかをお考え頂きたい。善悪抜きの思考に困難を覚える人は決して少なくは無い。 善悪の心理トリックを暴き、その気づきを世界に広げることは、文字通り世界を変えることとなる。
速読禁止
潜在意識の闇に潜む数十個の心理トリックを見ることは出来ない。見えないものを一部でも理解することは難しい。ましてや全体像の理解は容易なことではない。
そこでお願いしたいのは、速読禁止ということだ。速読すればこの本は何も語らず、恐ろしくつまらないものとなるだろう。けれど逆にじっくりとお読み頂ければ、何年間にもわたって大いにお楽しみいただけるはずだ。
本書について
本書は平和の絵本(和を地球へ www.j15.org)の運動の理論書である「善悪中毒(リベルタ出版)」の改訂版として執筆したものだ。出版から17年の時を経て、今回、全面的な書き直しを行なった。
図や挿絵などをふんだんに使用し、さらには文章の色分けまで行なっているので、カラー表示が出来る端末でお読み頂くことを推奨する。
- 言語日本語
- 発売日2021/6/15
- ファイルサイズ83970 KB
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登録情報
- ASIN : B096ZFWQLN
- 発売日 : 2021/6/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 83970 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 402ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,065位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
●1973年 東京都立西高等学校卒業 同年、東京大学入学
●1975年 アフリカ遊学
●1978年 東京大学経済学部卒業 同年、日本債券信用銀行へ入行
●1988年 同銀行を退職。退職時は産業調査部調査役。同年、JLW社(当時、世界最大手の事業用不動産コンサルタント会社)へ入社。
●1989年 豪州へ移住。JLW社の日本事業部マネージャー。
●1994年 ビジネスコンサルタントとして、シドニーにて独立。
●2004年 平和の絵本(和を地球へ www.j15.org )の運動を開始。
●2007年 平和の絵本の運動の確立・発展を目指し帰国。信州の山中に居を定め、現在に至る。
●2021年 6月現在、平和の絵本WEB上にて善悪の錯覚を主なテーマとする絵本を142本発表済。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年10月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入私も少々の瞑想を嗜むようになり、この世界のカラクリが少しづつ見通せるようになって来た矢先、この著者の深い瞑想の蓄積による透徹した高次思考能力によって、世界の悩み苦しみの原因を作っている怪物(神経系寄生虫)を見破り掴まえられた様に、これまでの人生でかつてない衝撃を受けた次第です。
早速、友人にも伝えました。著者が為してくれたことの凄さ、そして優しい語り口で開示してくれている奇跡を、一口で他人に正確に伝えることは難しいし、ポカンとされてしまうのが普通だけど、一言で言うと、やったぞ人類!!良くやった!!
著者に感謝する!!世界はこれで変わる見込みが出来た。あとは、やるのだ(^^)
- 2023年12月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入本書はX(ツイッター)で見つけ、ビビっと来たので購入しました。やっぱり直感は大切。私のベスト3に入る書になりました。以前は、人類の問題は、栗本慎一郎ご自身・『パンツをはいたサル』が最も本質を描いていると思ってました。本書は栗本を上回ります。人類の救済は善悪の問題に向き合うしかないと痛感しました。善悪の問題は思った以上に深く軽視できません。栗本慎一郎にハマった後、陰謀論やスピリチュアルにも関心を広げましたが、地球で悪巧みをする<支配者>にただイライラするだけでした。実際、陰謀論に取り憑かれた人は、ただXで「愚痴」を垂れ流すだけです。本書を読んでイライラが収まりました。現在の地球の惨状は、私自身の潜在的心理構造にも問題があったのです。<支配者>が悪の根源じゃありません。スピリチュアルへの関心も薄れました。チャネリングの背後にいる高次元存在も怪しいです。地球の惨状は、いるかどうか分からないレプティリアンのせいにして、私たちに甘い幻想を与えて来ます。高次元存在自体は信じますが罠かもしれません。そもそも高次元存在の言葉をなぜ疑いもなく信じるのか? 本書は「あなた」に、甘さを排して真の救済を与えることを約束します。
- 2024年6月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入唯一絶対の神でも無ければ、相対性の世界で人が他からの影響を受けるのは当然で、その人の価値観形成が種々雑多な外部からの影響で成り立っている事も議論の余地は無いでしょう。
善悪にしても、その人にとって好ましい事なのか否かを表す属性の一つと考えれば、巧みに時間をかけて恣意的に誘導されて形成させられた個人の価値観であれば、そこから逃れる事は最早不可能と言わざるを得ません。
世界を都合の良い様に操作している存在に、操られている事を感じながら日々生活していくのは癪ではありますが、それでも自分が選択した人生だと精一杯強がって生きていくしか無いでしょう。
- 2023年12月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入善悪に関する発想の転換。議論の最終版でしょう。ここまで精密な議論は見た事が無いです。もちろん時間はかかるでしょうが、この本がいずれ善悪の常識になって行くと思います。『誰か(何か)が善だ、悪だ』なんて話をすると恥かきそうです。
- 2023年4月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入この人間社会を生きる者全員が、一度は目を通すべきと、個人的に思う名著です。
この本は人間の本質的な部分をかなり言語化してるから、この本の内容を読み解き理解することができたら、人間としての確実な成長があります。おすすめです。
読み出して1年と半年、ようやく受け入れられるようになってきたかも。善悪という錯覚、又は善悪という怪物、何十以上にも錯覚があり、それは複合、複雑に絡み合ってる。
- 2024年7月29日に日本でレビュー済み読ませていただき、深い感銘を受けました。本書が提示する善悪概念への斬新な視点と、その社会的影響に関する深い洞察に心を揺さぶられました。
特に印象に残ったのは、善悪の概念が私たちの思考や行動をいかに無意識のうちに支配しているかという点です。この気づきは、自分自身の価値観や判断基準を見直すきっかけとなりました。
また、善悪を超えた新しい倫理観の可能性について述べられた部分は、非常に刺激的でした。現代社会が直面する複雑な問題に対して、従来の善悪の枠組みを超えたアプローチが必要だという主張に強く共感しました。
一方で、善悪の概念が果たしてきた社会的・心理的機能についても、さらに掘り下げた考察があれば興味深いと感じました。また、提案されている新たな倫理観をどのように具体化し、社会に浸透させていくかについて、さらなる議論を期待しています。
本書は、私に深い内省の機会を与えてくれただけでなく、社会の在り方について再考する貴重な契機となりました。今後も東郷様の研究と著作に注目し、学び続けていきたいと思います。
- 2023年12月5日に日本でレビュー済み前書きだけ読んだ。読む価値なし。全くなんの中身もない主張だった。
- 2022年5月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入私は元々善悪に関する恣意性の高さに疑問を持ち、その中でこの本を見つけたため、内容の大部分はすっと入ってきました。
ですが、それだけではなく、この本には心に闇ができるまでの過程を書き記しており、それが自分が作り出した心の闇の過程と同じだったので、驚きました。
自分はこの闇を抱えたままでは将来的に精神が崩壊する可能性があるなとは感じながらも、どうすることもできずにいました。しかし、この本にはそのような心の闇を払う方法も詳細に書いてあり、とても参考になりました。
時間はかかると思いますが、自分の将来のためにも、心の闇を払う努力をしようと、この本を読んで改めて強く思いました。
大変勉強になりました。