小林製薬株 香港ファンドが買い増し 10・10% 筆頭の前社長に迫る

今年3月29日、記者会見する小林製薬の小林章浩社長(当時、左から2人目)ら=大阪市北区
今年3月29日、記者会見する小林製薬の小林章浩社長(当時、左から2人目)ら=大阪市北区

「物言う株主」として知られる香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」が小林製薬の株式の保有割合を10・10%に高めたことが25日、オアシスが関東財務局に提出した変更報告書で分かった。小林製薬の有価証券報告書によると、6月時点の筆頭株主は創業家出身の小林章浩前社長で12・46%。オアシスの比率は筆頭株主に迫る水準となる可能性がある。

オアシスは7月時点で5・2%、11月時点では7・54%と徐々に保有割合を高めていた。

オアシスは、小林製薬の紅こうじサプリメントによる健康被害問題を受け、抜本的改革が必要として、臨時株主総会の開催と新たな社外取締役3人の選任を要求。当時の経営陣の損害賠償責任を問う訴訟も求めている。

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