オレオレ詐欺の「受け子」か 女子高校生を追送検

 特殊詐欺事件で2度逮捕された16歳の高校1年生の少女が、ことし7月、狭山市の80代の男性から、現金60万円をだまし取ったとして追送検されました。

 追送検されたのは、志木市に住む16歳の高校1年生の少女です。

 警察によりますと、少女は別の人物と共謀して、ことし7月、狭山市に住む当時83歳の男性に、息子らを名乗り「女性を妊娠させてしまい、慰謝料を払わないといけない」などとうその電話をかけ、現金60万円をだまし取った疑いが持たれています。

 少女は、弁護士事務所の女を装って、男性から現金を受け取る「受け子」をしたとみられます。

 調べに対し、少女は「受け子をやったことに間違いない」と容疑を認めているということです。

 少女はSNSで「時給の高い仕事」と検索し、何者かに「受け子」を紹介されたということで、詐欺の疑いですでに2回逮捕されています。

 また、友人の女子高校生3人を誘い、別の特殊詐欺事件に関与させていたとということです。

 警察は、犯行に匿名流動型犯罪グループ=トクリュウが関わっているとみて捜査しています。

年末年始を前に 県警本部長らが繁華街を巡視

 年末年始を前に人が多く集まる繁華街での犯罪を防ごうと、13日夜、県警の本部長らがJR大宮駅周辺を巡視しました。

 参加したのは、県警の野井祐一本部長や大野元裕知事、さいたま市の清水勇人市長などあわせておよそ90人です。

 野井本部長らは交番勤務の警察官に激励の言葉をかけるなどして、JR大宮駅東口にある繁華街の南銀座通りを巡視しました。

 13日は警戒実施中と書かれた横断幕を掲げながら15分ほどかけて練り歩き、防犯を呼びかけていました。

春日部駅 高校生などが闇バイト防止キャンペーン

 若者がSNSを通じて「闇バイト」に応募し、強盗事件などに加担するケースが全国的に相次いでいます。

 こうした犯罪を未然に防ごうと、高校生が駅前で、同級生たちに注意を呼びかけました。

 参加したのは、春日部共栄高校の生徒5人です。

 13日ははじめに、県警から「闇バイト加担防止サポーター」に任命されました。

 県警は、少年の非行防止に取り組むボランティアと連携して、去年6月から闇バイトなどを防ぐための啓発活動を行っています。

 県内に39か所ある警察署の管内を巡っていて、今回が16か所目です。

 「闇バイト加担防止サポーター」は友人や知人に対して、「闇バイト」の危険性を伝える役割を担っています。

 生徒たちは地元の名産品とかけて、「闇バイトに関わりませんべい」というメッセージを込めて、「瓦せんべい」を同級生たちに配りました。

 そして、▼「闇バイト」には応募しない▼応募してしまったら、早めに警察に相談することを呼びかけていました。

生後1か月の赤ちゃん暴行死 逮捕の父親を起訴

 去年、川口市のアパートで、生後1か月の男の赤ちゃんが暴行されて死亡した事件で、さいたま地検は、24歳の父親を傷害致死の罪で起訴しました。

 起訴されたのは草加市八幡町の無職・河野雄大容疑者(24)です。

 起訴状によりますと河野容疑者は去年9月、当時住んでいた川口市のアパートで、生後1か月の長男に暴行し、死亡させた傷害致死の罪に問われています。

 逮捕当時、河野容疑者は「暴力など振るっていない」と容疑を否認していました。

 さいたま地検は、ことし9月6日から12月9日までの3か月間、河野容疑者の刑事責任能力の有無を調べるため、鑑定留置を行っていました。

角川武蔵野ミュージアム 新館長に池上彰さん 就任

 所沢市にある文化複合施設、「角川武蔵野ミュージアム」の新たな館長に、ジャーナリストの池上彰さんが就任し、13日記者会見を開きました。

 池上さんは、ことし8月に亡くなった、編集者の松岡正剛さんの後を継ぎ、2代目の館長に就任しました。

 ミュージアムに初めて訪れたのは10月。「何度来ても新たな発見があるところ」に魅力を感じ、館長の職を引き受けたといいます。

 13日の就任記者会見で池上さんは、「初代館長の松岡さんが築いた伝統を守りながら、私の色合いを少しずつ出していければ」と意気込みを語りました。

 今後は、テレビ番組の出演や大学の授業、執筆活動と並行しながら、館長としての仕事を進めていくということです。

高校で車運転 死亡事故 生徒が常習的に車を運転か

 埼玉栄高校のグラウンドで無免許の男子生徒が運転する車が横転し、乗っていた男子生徒が死亡した事故。生徒は常習的に車を運転したとみられています。

 生徒のタブレット端末から、事故が起きる前に、車を運転した様子を撮影した動画が見つかったことが新たに分かりました。

 事故が起きたのは、11月16日深夜で、さいたま市西区西遊馬にある埼玉栄高校のグラウンドで、無免許の男子生徒が運転する軽乗用車が横転しました。

 車には、高校の寮で暮らす男子生徒4人が乗っていて、この事故で、助手席に座っていた17歳の男子生徒が死亡しました。

 警察は、車に乗っていた生徒から学校で使うタブレット端末を押収していて、この中から、事故より前の日に、運転する様子を撮影した動画が見つかったということです。

 また、「過去にも運転していた」という趣旨の話をする生徒もいて、常習的に運転していたとみられています。

 警察は、生徒について、危険運転致死などの疑い、学校に関しては業務上過失致死の疑いも視野に捜査しています。

シルバー人材 PC遠隔操作で1千万円の送金被害

 越生町のシルバー人材センターは、事務所のパソコンが遠隔操作されて、1000万円が不正に送金される詐欺被害に遭ったと発表しました。

 センターによりますと、11月11日、60代の男性職員がインターネットの広告をクリックしたところ、警告音とともに「トロイの木馬に感染した」という画面が表示されました。

 画面上に出た電話番号に連絡すると、マイクロソフト社を名乗る男につながったということです。

 男に指示された通りにパソコンを操作すると、遠隔操作のソフトがインストールされ、センターの口座から2回にわたっておよそ1000万円が不正に送金されていました。

 顧客や会員の口座番号など、およそ2480件の個人情報が流出した可能性があるということです。

 今のところ被害は確認されていません。

 警察が詐欺事件とみて捜査しています。

川口市の中学校 原爆の悲惨さを伝える講演会

 世界に被爆の実相を伝えてきた日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会がことしのノーベル平和賞を受賞しました。こうした中、川口市の中学校で原爆の悲惨さを伝える講演会が開かれました。

 講演会は将来、生徒たちに平和社会の実現に貢献するための力を培ってもらおうと、川口市立高校付属中学校で開かれ、中学3年生およそ80人が参加しました。

 13日は県原爆被害者協議会、副会長の高橋溥さんが「戦の無い世界を核兵器の無い地球を」をテーマに講演しました。

 高橋さんは5歳のときに広島県で爆心地から、およそ1.5キロの場所で被爆しました。

 その後、小学6年生で原爆の影響により母親を亡くしました。

 高橋さんは、父親が書き残した原爆投下直後の母親の証言を生徒たちに伝えました。

 このあと、生徒が「戦争を経験していない世代であり、被爆地から離れた埼玉県の中学生が核兵器のない世界を実現するために、できることは何ですか」と質問しました。

 高橋さんは「われわれの体験を感じ、イメージしてあってはならないこととして、とにかく平和になることを願って欲しい」と答えました。

 13日参加した生徒たちは平和学習として来年1月に広島県を訪れるということです。

「新版画」の魅力を紹介する企画展

 衰退しつつあった浮世絵を再び盛り上げようと、明治中期以降に作られるようになった「新版画」。

 伝統技術と現代的な表現を併せ持った作品の数々を紹介する企画展がさいたま市で開かれています。

 「新版画」は、浮世絵の制作を企画・販売する「版元」で、明治末期から昭和にかけて活躍した渡邊庄三郎によって、多くの作品が生み出されました。

 原画を描く「絵師」と絵を木版に彫る「彫師」、紙に刷る「摺師」が分業で作り上げる点は浮世絵と同じです。

 一方で、庄三郎は、より芸術性を高めるため、国内や海外の新進気鋭の画家たちを絵師として起用し、これまでにないモダンな木版画を世に送り出してきました。

 「THE新版画版元・渡邊庄三郎の挑戦」は、来年の1月19日まで、うらわ美術館で開かれています。