奈良県やJRなど 周遊観光促す新たなプロジェクト立ち上げ
県北部に集中している観光客について鉄道を使って県内のほかの観光地にも訪れてもらおうと、県はJRなどと協力して新たなプロジェクトを始めることになりました。
プロジェクトは「ならSLOW & LOOP」と名付けられ、25日、奈良市で山下知事とJR西日本、それに奈良商工会議所が発表しました。
それによりますと、奈良公園など観光名所が多い県北部を訪れた観光客にJRの路線を利用してもらい、県内のほかの観光地にも訪れてもらおうというものです。
具体的には、来年1月から▼JRの万葉まほろば線の全線と大和路線と和歌山線の一部で普通列車が2日間、乗り放題になる周遊パスを発売するほか、▼駅でマルシェなどのイベントを開催するということです。
県によりますと、県内を訪れる観光客は奈良公園とその周辺だけで年間およそ1000万人にのぼるということですが、そのほかの観光地に足を運ぶ人が少なく課題になっているということです。
山下知事は「観光活性化に向けて、県も積極的に観光スポットやプロジェクトについて発信していきたい」と話していました。