「政敵」麻生太郎氏にすり寄り…かつて退陣要求投げつけた石破首相、わらにもすがる思いか 臨時国会「成果」に党内白けムード

石破首相にとって麻生氏(左)が頼みの綱か
石破首相にとって麻生氏(左)が頼みの綱か

30分面談

石破茂首相(自民党総裁)は24日、国会内で麻生太郎党最高顧問と約30分間面会した。麻生氏は首相だった2009年、現職閣僚の石破氏から退陣要求を投げつけられたため、「蛇蝎のごとく嫌悪している」(ベテラン議員)ことで知られる。自ら仕掛けた衆院選で大惨敗を喫し、少数与党に転落するなか、わらにもすがる思いなのか。

「少数与党で、自分たちの意見がそのまま通るわけではない。100%でなくても一歩でも前に進むことが大事」「言いっぱなし、聞きっぱなしではない『熟議』になった」

石破首相は臨時国会閉会を受けた24日の記者会見でこう胸を張った。

だが、党内には白けムードが漂う。

ベテラン議員は「少数与党に転落したのは、石破首相が政治信条という熟議を投げ出して衆院を解散したから。『政治とカネ』の問題では企業・団体献金に固執して野党や国民の批判を招いた。『年収103万円の壁』でも国民民主党が終始、議論をリードした。この状況で〝成果〟を強調するのは寒々しい」と突き放す。

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