羽田空港(東京都大田区)の着陸機が都心上空を降下する「羽田新ルート」について、住民の騒音負担を軽減する代替ルートを検討している国土交通省は24日、結論を先送りすることを決めた。
◆「大きな変更はヒューマンエラーのリスクを高める恐れ」
この日、2年ぶりに開かれた外部有識者の検討会で、代替ルートには設備面や管制運用上の課題があるとして了承された。国交省は2025年中に次の検討会を開く方針だが、代替ルートが決まるかは不明という。
新ルートは羽田空港の国際競争力を高める狙いで、2020年3月から南風時の午後に運用が始まった。出発機と着陸機の進路が交わるのを抑えて発着回数を増やせる一...
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