通報者から事情聞く 大宮のバーで男性死亡

 24日正午ごろ、JR大宮駅近くのバーで男性が頭から血を流しているのが見つかりました。

 男性は病院に搬送されましたが死亡しました。

 警察は、通報者の男性が何らかの事情を知っているとみて話を聞いています。

 24日正午ごろ、さいたま市大宮区宮町のバーで男性から「40代男性が意識ない」と119番通報がありました。

 警察によりますと、店内で40代から50代くらいの男性が頭から血を流して倒れていたということです。

 男性は、病院に搬送されましたが、およそ5時間後に死亡が確認されました。

 男性は全身に殴られたようなあざがあり、店内は椅子やテーブルが倒れていたということです。

 警察は男性が何らかのトラブルに巻き込まれた可能性もあるとみて、通報した男性から事情を聞いています。

ドラフト指名 花咲徳栄2選手 加須市役所訪問

 プロ野球のドラフト会議で指名された花咲徳栄高校の選手2人が高校のある地元・加須市役所を訪れました。

 市役所を訪れたのは、花咲徳栄高校の石塚裕惺選手と上原堆我選手です。

 石塚選手は、巨人から1位指名、上原選手は、オリックスから育成3位で指名されました。

 角田守良市長は「クリスマスイブに2人の訪問という素晴らしいプレゼントをいただき、ありがとうございます。活躍を期待しています」と述べました。

 そして角田市長から2人に市の名産品のこいのぼりがデザインされた手ぬぐいと花束が贈られました。

大野知事 ことしの漢字は「金」

 大野知事は、年内最後となる定例記者会見で、ことしの漢字を「金」と発表しました。

 大野知事は「金」という漢字を選んだ理由について、ことし7月に深谷市出身の実業家、渋沢栄一が肖像となった新一万円札の発行をあげました。

 ほかにも「金」に関連する出来事として、パリ・オリンピックとパラリンピックで県ゆかりの選手が金メダルを獲得しました。

 また「第2回全国いちご選手権」で県産のブランドイチゴ、「あまりん」が最高金賞に選ばれています。

 県では来年、66年ぶりの開催となる全国植樹祭など、大きなイベントが控えています。

 新年の抱負について大野知事は「ことしの追い風、来年もさらにその勢いが増せるよう、ワンチーム埼玉で県政に取り組み、成長の一年としていきたい」と述べました。

埼玉メディカルセンター労組 デイケア事業存続求める

 さいたま市浦和区にある埼玉メディカルセンター付属介護老人保健施設のデイケア事業が来年3月末に廃止されるのを受け、埼玉メディカルセンターの労働組合などが24日会見を開き、廃止の撤回を求めました。

 組合によりますと、埼玉メディカルセンターは経営が赤字であることや介護士の不足を理由に、病院付属の介護老人保健施設のデイケア事業を来年3月末で廃止すると、ことし9月に発表したということです。

 組合は、高齢化が進みデイケアサービスの需要が増えることが予測されるさいたま市で、事業を廃止することは地域社会に深刻な影響を及ぼす可能性があるとして、再検討すべきと主張しています。

 12月から始めた署名活動では、これまでに5000人分を超える署名が集まっていて、今後も署名活動を続けながらデイケア事業の存続を求めていくということです。

冬の交通事故防止運動期間中の死者9人

 12月1日から14日に行われた冬の交通事故防止運動期間中に発生した交通事故による死者は、前の年より1人増え9人となりました。

 県警交通総務課によりますと、さいたま市桜区の国道で、中型トラックが除草作業をしていたトラックと作業員の77歳と84歳の男性2人に相次いで衝突し死亡するなど、死者数は前の年より1人増え9人でした。

 人身事故の件数は685件で、前の年の同じ時期に比べ23件減少しました。

 負傷者は18人減少し801人でした。

 一方、物件事故は340件増え、6573件でした。

 県警は、年末に向けて日没が早くなり、買い物や仕事帰りの車が増える時間と暗くなる時間が重なる午後5時から7時の時間帯は、交通事故が多く発生するため特に運転に注意するよう呼びかけています。

クリスマスイブ ケーキ買い求める人続々

 24日はクリスマスイブです。

 川越市の百貨店は、クリスマスケーキを買い求める人たちでにぎわっています。

 まるひろ川越店では混雑を避けるため、ケーキの当日販売の特設会場と予約の受け取り専用のコーナーを設けています。

 百貨店によりますと、原材料費が高騰したことなどが影響し、ケーキの価格は去年と比べて全体的に1割ほど上がっているということです。

 その一方で、県産のブランドイチゴ「あまりん」などの高級食材を使用した、7000円以上の高価格帯のケーキが例年よりも多く販売されています。

 24日は、家族と一緒にクリスマスパーティーを開く人たちなどが、次々とケーキを買い求めていました。

県内の小学校で終業式 25日から冬休み

 県内の多くの小学校で、24日2学期の終業式が行われました。

 子どもたちは25日から冬休みに入ります。

 さいたま市立仲本小学校で行われた終業式では、およそ850人の児童を前に、高田信太郎校長が「25日から楽しい冬休みが始まります。交通ルールをしっかり守って事故がないようにし、3学期は自分の頑張る目標を持って来月の始業式に来てください」と呼びかけました。

 このあと、児童を代表して6年生の宮川結夢さんが「放送委員会後期の副委員長に選ばれました。みんなの前に立ち委員会を進行する中で、責任をもって取り組むと、自分に自信が生まれ達成感を味わえました」と2学期に頑張ったことを発表しました。

 終業式を終え教室に戻った児童たちは、担任から通知表を受け取った後、この2学期の学習や活動を振り返っていました。