24日に引退を表明した競輪界のレジェンド神山雄一郎は、数々の記録を残してバンクを去ることになった。

偉大な数字を1つ1つ見ていくと、その存在の大きさがよく分かる。

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☆神山雄一郎が保持する記録

◆通算獲得賞金 29億3830万1609円

◆グランドスラム 99年(平11)3月、静岡日本選手権を制して達成。井上茂徳、滝沢正光に次ぐ3人目(井上、滝沢は5冠で、6冠では史上初。後に新田祐大が達成して4人)

◆GP(KEIRINグランプリ)・G1最多優勝 16度(オールスター5度、競輪祭4度、寛仁親王牌3度、高松宮記念杯2度、日本選手権・全日本選抜1度。競輪祭新人王をのぞく)

◆G1連続優勝 3連続(97年オールスター、寛仁親王牌、競輪祭)。他に高倉登、中野浩一、滝沢正光、吉岡稔真、山田裕仁が記録

◆年間G1最多優勝 3度(95年高松宮記念杯、全日本選抜、競輪祭。97年オールスター、寛仁親王牌、競輪祭)。他に滝沢正光、古性優作ら5人が記録

◆GP・同一G1最多優勝 5度(93、97、99、04、05年オールスター)。他に滝沢正光が高松宮記念杯で、中野浩一が競輪祭で記録

◆GP連続出場 11度(91~01年)

◆GP出場 16度

◆G1連続出場 33度(90~22年オールスター)

◆G1最年長出場 54歳4カ月2日(22年オールスター)

◆G2最年長優勝 47歳22日(15年共同通信社杯)

◆G3最年長優勝 47歳10カ月23日(16年3月静岡)

◆S級勝利 844勝(S級制度ができた83年4月以降)