INTERVIEW01
MY PURPOSE
YMFGのDXを推し進める
中心になる。
IT
栗原 智史SATOSHI KURIHARA
YMFG DX戦略部
2005年入社/法学部卒
01CARRIER
銀行業務、IT、経営。
3つの現場で学んだことが
活きている。
山口銀行の本店がある下関市の出身。大学進学を機に上京しました。当時は弁護士を目指して勉強していましたが、正直、東京でずっと生活するイメージは持てませんでしたね。また、地元を一度離れたからこそ、その魅力も、過疎化が進む現状もより実感し、就職活動では「地元を元気にできる仕事に就きたい」と山口銀行を志望しました。
入社後は長府支店を経て、本部IT統括部へ。ここで実力ある先輩たちに混じって、銀行の屋台骨を支える次世代勘定系システムの開発に携わりました。その後、一緒に開発を進めていた東京のITベンダーに長期で出張してシステム開発をするなど、様々な経験を積むことができました。しばらくはIT統括部に在籍していましたが、フィンテックが台頭してきたタイミングで経営企画室で会社全体の動きを学ばせてもらいました。そして、2022年4月から現部署の配属となり、YMFGのDX全体の指揮を執ることに。今振り返ると、銀行業務の現場とシステム開発の現場、さらに経営の現場も経験させてもらったキャリアが本当にありがたいですね。これまでの知識や経験を存分に活かし、DXに携わることができています。ちなみに、YMFGのDXの目的は大きく2つあり、1つ目はDXによって社員の意識や行動の変革を起こすこと。2つ目は、ITシステムの変革になります。そして、この2つを実現し、自分たちのDXのプロセスを通じて得た知見を、地域の企業に還元することを目指しています。
02MY PURPOSE
パソコンと
向き合うより、
外に出ている
時間の方が長い。
マイパーパスは、「YMFGのDXを推し進める中心になる」こと。DXは、しっかりとした戦略を立てた上で、やり遂げていくことが重要となるため、現在は組織の目標達成の度合いを計るKPIを設定し、その達成に向け一つひとつの業務を遂行しています。今年から3年間はまず、YMFGのDXの下地をつくること。10年後、20年後の事業や組織の姿を思い描き、働く人たちの意識から変えていく期間です。
その中で私自身は、DXに向けた情報収集を中心に取り組んでいます。デジタルやITと聞くと、パソコンと向き合う仕事をイメージするかもしれませんが、むしろ逆。業務における課題を調べるために現場にヒアリングに行ったり、最先端のDX事例の調査のために外部イベントに参加したり、技術ベンダーの話を聞きに行ったりしています。
また、地銀ならではの難しさでもあり、面白さは、私たちのDXの先には常に地域のお客さまがいるということ。お客さまの金融資産や情報を安全に守ることだけ考えたら、ITシステムの変革は大きなリスクにもなり得ます。しかし、地域に根ざした銀行だからこそ「DX×地域」というテーマに深く関わることができますし、私たちのDXによって地域のお客さまを笑顔にできると思うと、やりがいも大きくなりますね。
03ABOUT YMFG
人財育成に力を入れ、
一人ひとりのキャリアも
支援する会社。
もともと、YMFGは会社として新しいことに挑戦する社風はありましたが、最近は社員の挑戦、人財の育成により力を入れていると思います。私が所属しているDX戦略部でも、外部の研修やセミナーへの参加を推奨するなど、個人が勉強する機会がより得られやすくなっていますね。
また、勉強だけでなく、成長する機会が多いのも、この会社の特長。若いうちから様々な仕事を任せますし、現在は月1回の「1on1ミーティング」を通じて日々の仕事や自身のキャリアについて上司と部下で話し合う時間も充実しています。私も毎月、部下との1on1ミーティングに臨んでいますが、それぞれの社員のマイパーパスについて掘り下げながら、今後のキャリアなどについて一緒に考えています。
最後に、DX戦略部が求める人財について。私自身も法学部の出身ですし、ITの専門知識やスキルが最初から必要なわけではありません。DXに興味があり、「地域のために」という思いとやり切る力があれば活躍できると思います。地銀だからできるDX、様々なグループ会社を持つYMFGだからできるDXを目指し、会社も自分もどこまでも成長し続けていきたいですね。