INTERVIEW 06

INTERVIEW06

MY PURPOSE

売り手と買い手の
想いをつなぎ、
地域を元気にできるプロに。

ワイエム
コンサルティング

中嶋 浩介KOSUKE NAKASHIMA

ワイエムコンサルティング
2005年入社/法学部卒

INTERVIEW 06

01CARRIER

予想外の出向が、
自分自身のキャリアを
大きく広げることに。

大学時代までは野球一筋。ポジションはピッチャーを務め、高校生の時は地元山口県で甲子園を目指し、毎日、白球を追っていました。大学は関西地方へ。就職を考える時期になり、体調が芳しくなかった両親のそばに戻ろうと山口銀行を受けることにしたのです。

入社後は本店営業部で約4年間、法人のお客さま向けの融資や貸付の社内手続きに携わり、東京支店に異動。そこで営業業務を経験した後、日本M&Aセンターに出向しました。正直、この出向はまったく想像していなかったため、当時はとても驚きましたが、いまふり返ると貴重な期間でしたね。ここでM&Aに関する専門知識を学び、磨けたことで、その先のキャリアも大きく広がったと思います。出向から復帰後はYMFGのグループ会社であるワイエムコンサルティング、YMFG ZONEプラニングで企業や地域の様々な課題と向き合い、現在は再びワイエムコンサルティングに戻って事業承継を中心としたM&A事業のコンサルタントを担当しています。

地元企業の後継者の有無は、YMFGの中核を成す地銀にとっても大きな問題です。会社が存続できないと取引もなくなりますし、何より、そこで働いている地元の人たちの雇用がなくなってしまいます。M&A事業は、こうしたYMFG全体の未来を支える事業の一つでもあるのです。

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02MY PURPOSE

単に企業を
つなぐのではなく、
それぞれの
想いをつなぐ。

また、YMFGにとってのM&A事業は企業と企業を結びつけて終わりではありません。売買が成立した後も銀行としてお付き合いが続くため、常に売り手、買い手、地域、銀行にとって何が最良なのかを考えながら取り組む必要があります。そして、私自身のマイパーパスもまさに、この「売り手と買い手の想いをつなぎ、地域を元気にする」というもの。その実現のため、事業を売却したいとお考えの企業があれば訪れて経営者へのヒアリングを重ね、銀行の持つデータベースから事業を譲り受ける企業を探し、仲介を行っています。

しかし、事業承継は売買のニーズや金額の一致だけでも成立しません。お互いの会社の社風や経営理念が合うかどうか、それぞれの経営者が「従業員のために」という気持ちを持っているかどうかが重要。だからこそ、私自身も単に企業をつなぐのではなく、“想い”をつなぐという意識でこの仕事に取り組んでいるのです。双方の企業の現場をこっそり見学したり、ときには経営者と膝を突き合わせて3〜4時間も議論を交わしたり、山口銀行の営業店の担当者とも連絡を取り合ったり、お客さまのことをより正確に知るためにできることは何でも行うようにしています。というのも、双方の経営者が「この会社に譲って(譲られて)本当に大丈夫なのか」「このコンサルタントの話を信じて本当に大丈夫なのか」…と、最後は私という人を信じてもらえるかどうかが、事業承継の成否の鍵を握ることになるからです。

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03ABOUT YMFG

「専門性×地域性」を持ち、
どこでも活躍できるプロに。

「専門性×地域性」という働き方は、正直、入社した際にはそこまで意識していませんでした。しかし、YMFGはメインの銀行業務に加え、私の経験してきたコンサルティング業務、街づくり業務、さらに人材ソリューション業務、ファンド業務など、様々な専門性を持ったグループ会社が存在します。この提供できる業務の選択肢の幅は、お客さまである法人企業にとっても心強いものでしょうし、働いている私たち社員にとってもキャリアの選択肢の幅として貴重だと感じるようになりました。実際、世の中に広く求められる専門知識を身に付けることで、30代、40代と年齢を重ねた際も一つの会社に固執しなくてもよくなりますし、そうしたプロ意識と向上心を持って仕事に取り組めることは、私にとってもYMFGにとっても大きな魅力だと思います。

地域の人口減少は今後も大きな課題です。その中で、地銀グループのM&A事業だからできることは何か。YMFGでしかできないことは何かと追求し、自らの使命を見出し、長く活躍できるプロフェッショナルになっていければと考えています。

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