太陽と大地という会社
トップメッセージ
太陽と大地に感謝し『思い』と『誇り』を持って仕事に取り組んでいます。代表取締役社長 柳澤 謙太郎

今、世界各地で和食への関心が高まっています。
何十年も前から、「寿司」「天ぷら」「酒」などの日本固有の料理が世界中の人々に楽しまれています。

加えて近年では、日本の器や盛りつけ方、また、その背景にある食の歴史や地域ごとの物語、
つまり日本の伝統的な「食の文化」に注目が集まっていると言えます。
2013年には「和食」が世界の無形文化遺産に登録されました。
これは、日本人が食を尊んできた姿勢や、四季を活かした料理の芸術性が世界に認めらたということです。
歴史や文化を守り、引き継いでくることができたことは、日本が世界に誇れることだと感じます。

この日本の食の歴史や文化の中でとても重要な存在な作物のひとつが、お米です。
「朝ごはん」「晩ごはん」という言い方のように米が食事を意味していることからも、
米は日本人の食の中心であることがわかります。
米は、日本人の食を守り、日本の食文化を発展させてきたと言えます。
和食や米の消費という面では、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、どこへ行っても多くの和食店、すし店が並び世界中の人たちが和食に親しみをもっています。
生産の面でも、技術革新や生産者の工夫によって良い食味のお米が日本全国で生産されるようになり、
食べ方、調理のし方など、用途に適した米を生産することができています。

しかし一方で、私たち日本人、日本の生産者自身が、日本の伝統や地域の魅力を忘れつつあるのではないか、と危惧することがあります。
世界に認められた「和食」の背景にある日本の食文化を大切に出来ていないのではないか、と不安になります。
現在の日本では、あらゆる国の料理がいつでもどこでも食べられます。
このような「食の多様化」によって、今まで日本人が守ってきたことが壊れつつあります。
日本人が食の歴史や文化を大切に出来なくなってしまい、「和食」の魅力が消えてしなくなってしまうのではないかと、危機感を感じています。

だからこそ今、私たち日本人、特に若い世代が中心になって和食文化と真摯に向き合うべきだと考えるのです。
日本人としてもう一度、日々の食事を見直し、四季折々の旬な食材を味わうことができることへの感謝の気持ちを再認識しなくてはなりません。
日本人としてもう一度、豊かな食文化の源であるお米美味しさにありがたみを持たなくてはなりません。
日本人にお米のある生活を大切にしてもらえることが、和食文化を守っていくことにつながると確信しています。
お米の生産現場にいる私たち自身も、足元にある豊かな自然、本当の和食、和文化を見つめ直し、広く発信していきます。
食べる人、つくる人、それぞれが取り巻くすばらしい環境に気づき感謝していくことが大切です。

そして、20年後、30年後も誇りと喜びをもってお米を作りつづけられる文化を残し、未来に豊かな日本を持続させていきたい。
「将来の世代のニーズを満たしながら、現在の世代のニーズを満たすことができる農業」が求められているはず。
これらを実現するために私たちは農業を誇り高く、収益性の高い産業へ変革させていきます。
ただ「米を栽培している」だけでなく、思いや志、歴史的な背景、生活環境まで、全てをお客様と共有し共に喜び合える関係を目指していきます。
太陽に感謝し、宝である大地を耕し続け、仲間と前進し続けていきたいと思っています。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。