分数と小数を含んだ計算式では、「分数に揃えて計算」と「小数に揃えて計算」の二通りの解法があります。しかし、問題によっては「分数で計算しなければいけない」という場合があります。
今回は、そのような問題に挑戦してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
0.6+1/6
この計算は、分数で計算をしなければいけません
正しく計算できるでしょうか。
解説
今回の問題の答えは「23/30」です。
途中の計算式は次のようになります。
0.6+1/6
=(6/10)+(1/6)
=(3/5)+(1/6)
=(18/30)+(5/30)
=23/30
どのような点に気をつけて計算をするのか、順に解説をしていきます。
今回の問題では、小数を分数に変換して計算をします。
0.6
=6/10
=3/5
これによって、元の計算式は「3/5+1/6 」となりました。
分数の足し算なので、通分をしなければいけません。分母の最小公倍数に揃えるようにします。
5と6の最小公倍数→30
よって、それぞれの分数は次のようになります。
3/5=18/30 (←分母・分子を6倍)
1/6=5/30 (←分母・分子を5倍)
計算式は「18/30+5/30」となるので、分子どうしを足し算しましょう。
したがって、答えは「23/30」です。
ここでは、小数を分数に変換して計算をしました。分数を小数に変換するという方法もありますが、今回の問題ではそれはできません。それは「1/6」という数が正しく小数で表すことができないからです。
1/6
=1/6
=0.16666・・・
このように、小数点以下がどこまでも続いてしまいます。
問題によって、小数で計算するべきか分数で計算するべきか、正しく見極める必要があるのです。
まとめ
小数と分数が混じった計算は小学校で学習します。そのような計算をする場合は、分数か小数のどちから一方に揃えて計算しましょう。
ただし、問題によっては小数か分数のどちらに揃えて計算するべきか正しく見極める必要があります。分数が割り切れない場合は小数で表せないため、小数を分数に揃えて計算するようにしましょう。
計算方法を忘れていた方は、他の記事の問題にも挑戦し、復習してくださいね!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
もう一問挑戦!