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『されど罪人は竜と踊る(され竜)』に対する批判

この記事では、ネット上の極々一部で持て囃されている
『されど罪人は竜と踊る』とかいうライトノベルを
ひじょーに辛口に批評していきます🦪
もしこれを読んだ信者がブチギレた時のためにこう描いておくゾ
【表現の自由】

『されど罪人は竜と踊る』とは?

まず、みなさんは浅井ラボというライトノベル作家を知っているだろうか〜?

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ご尊顔。サングラスで誤魔化しているようだが……アレだね、言うまでもない

簡単に説明すると、1974年7月12日生まれ、兵庫県神戸市出身で、日本推理作家協会会員、そして自称全日本暗黒ライトノベル連合会長のオッサンだゾ。漫画家を目指していたが挫折して小説を書くことにしたらしいゾ。

非常にもうひじょーに悲劇的で救いのないストーリーや、容赦ないエロ、グロ、残酷描写、胸糞、鬱展開が特徴の作家だゾ。いわゆる中二病が好みそうな作風だね。

このオッサンが書いた代表作こそが、『されど罪人は竜と踊る』(以下、され竜)なのだゾ。

物理法則をねじ曲げ、魔法のような現象を起こす、『咒式じゅしき』と呼ばれる技術が発展したファンタジー世界で、『攻性咒式士』であるガユスとギギナのダブル主人公が異種族や犯罪者共と戦、ゥというのが簡単なあらすじ。


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赤毛メガネがガユスで手前がギギナ

2003年から2006年まで角川スニーカー文庫から刊行されていたが、2006年、原稿紛失や担当者失踪などのトラブルに見舞われた作者が怒り狂って角川書店との契約を解除。翌年、ザ・スニーカー数号に原稿などが無断掲載されたことも加わり法廷バトルに発展。リメイクされて小学館ガガガ文庫に移籍されたという経歴を持つ作品だゾ
全ての原稿を編集者が持ち逃げして行方不明になったために作者が自分の本を見て最初から原稿を書き直すという作業を行、ゥ羽目になったらしいゾ。🤓👉ざまぁみろ〜www

具体的にどこが問題なのか?

あらすじだけを見ると面白そうと思、ゥ人もいるだろう。
だが、それ以上に粗が多スギル……のがこの作品だゾ。
それを一つ一つ丁寧に解説してやぁりましょう!

科学知識が間違いだらけでタタナイ👎️

一つ目の問題は科学的知識に基づいた描写を行っているくせに、その科学理論に対する認識が絶望的に間違っていることだゾ。

まず、あらすじでも説明した咒式とい、ゥのは、現実と同じ科学理論を元に魔法みたいなことをやってのける技術だゾ。
例えば、凡百のファンタジー作品が
『爆発魔法を発動した!』
と書くところを、され竜では
『化学練成系第三階位《爆炸吼(アイニ)》を発動! トリニトロトルエン爆薬の塊を錬成して敵に向かって発射し、雷汞、アジ化鉛、ジアゾジニトロフェノールを起爆薬として爆破!』
だとか、
『治癒魔法で負傷を治した!』
と書くところを
『生体生成系第四階位《胚胎律動癒(モラックス)》を発動! 相棒の傷口に未分化細胞を発生させ、それが皮膚や血管、筋肉の細胞に変化して傷を修復し、出血を防いだ!』
などと描写するんだゾ。

初見さんには斬新でカッコいいと思われるかもしれナイ!が、後述のミスを目にするとそうも思えなくなるなぁ、そうに決まってる

劣化ウランの話
作中に、劣吁婪鎗弾射(エリゴール)という、劣化ウラン弾を飛ばす咒式が登場するゾ。で、劣化ウラン弾は金属装甲の大部分を溶かすほど高温になると説明されているが、これが大きな間違いであるゾ。
確かに劣化ウラン弾は着弾時に金属の結晶構造が変形するため侵徹体の先端温度が1,200度を越える高温となるが、これは装甲の大部分を溶かすほどではナイ!
なぜなら、侵徹は非常に短時間で進行するため、熱が装甲全体に広がることはナイ!からだゾ。念の為に言っておくと、装甲板を貫通した後で侵徹体の融解した一部が微細化して撒き散らされ、金属ウラン成分が高温下で容易に酸素と結びついて激しく燃焼するため、焼夷効果を発揮することがあるが、これで装甲が溶けるほどの熱が発生することもナイ!ゾ。

銃創についての話
例えばだが、拳銃の弾が人体を左側から右側へ貫通した場合、右側の貫通範囲が広くなります🦪。つまり、弾が入った箇所よりも出た箇所の穴の方が大きくなるゾ。しかし、この小説では逆に、弾が入った箇所のほうが穴が大きくなり大量に出血すると描写されているゾ!
素人でもやらないようなミスだなぁ、そうに決まってる。

輻射熱の話 
主人公ガユスの事実上の必殺技として重霊子殻獄瞋焔覇(パー・イー・モーン)という咒式があるゾ。これは水素原子の核融合を引き起こし、発生した光線、熱線に指向性を持たせて、剣の先から敵に向かって発射するという技だゾ。
で、この技は熱線が直撃しなくても凄まじい輻射熱で周りの物体が融けるという描写があるゾ。
科学に詳しい人ならここら辺で違和感を感じると思、ゥ。
そう、金属が融けるほどの輻射熱が発生しているのに、熱線を手に持った剣から発射している張本人である主人公の体は何故か焼けたりしナイ!のである。
熱を防ぐ結界を張っているとか、そういった説明もなしに、何故か主人公だけが輻射熱から守られているんだゾ。矛盾してるね、言うまでもない。

磁気熱量効果の話
厳冬霜御手(ボガトー)という磁気熱量効果で相手を凍らせる咒式が登場するゾ
断熱消磁と言って、磁気熱量効果で物体を冷却する技術は現実にも存在するが、そもそもどういう原理で磁気熱量効果を利用して冷やすことができるのか解説します🦪

まず、どのような物体も原子から構成され、原子は原子核と電子から構成されます🦪 原子が格子を形成することで物質ができ、格子の振動は温度の上昇を伴うゾ。また、電子は一つ一つが磁気モーメントを持っており、磁石としての役割を持つゾ

常温で磁場のない状態では、物体の磁気モーメントの向きはメッサバラバラで、格子は外部温度によって振動しています🦪 磁場をかけると、磁気モーメントが磁場の向きに整列しようとするゾ。この際、磁気エントロピーが減少するゾ

エントロピーとは系の乱雑さの指標であり、バラバラだったものが一方向に整列することで乱れが無くなるためエントロピーが下がるゾ。この磁場に晒すプロセスを断熱的(外界と熱的なやり取りをしない状態)に行うと、系全体のエントロピーは保存されるので、磁気エントロピーが減った分だけ、格子のエントロピーが上昇するんだゾ。結果として、格子振動が活発化し、系の温度は上昇します🦪

磁場をかけた状態を維持したままで、冷たい水などの冷媒を使用して、系の温度を磁場をかける前の温度まで下げるゾ

温度を下げた後に、かけていた磁場を無くすゾ。すると、磁場の方向に整列していた磁気モーメントは、系の温度に従って再びバラバラの向きに戻るゾ。ゆえに、磁気エントロピーは上昇します🦪 そして、磁気のエントロピーが上昇した分、格子のエントロピーが減少するんだゾ。すなわち、磁性体の温度がさらに下がって冷たくなるゾ。この現象が、断熱消磁なんだゾ

長々と解説してきたが、要するに、磁気熱量効果による物体の冷却のためには、磁場をかけるだけではなく、冷媒で一度温度を下げることが必要なのだゾ

しかし、厳冬霜御手(ボガトー)の咒式では、冷媒で冷やすプロセスなど描写されておらず、単に強力な磁場に晒しただけで相手が氷漬けになるといった描写になっているゾ
しかも、磁場に関連した咒式なのに電磁磁場系ではなく電磁電波系に分類されてるゾ
おかしいね、言うまでもない

放射性元素の話
作中にハイパルキュという敵が登場するゾ。
こいつは相手を咒式で異空間に閉じ込め、謎掛けを行うのだが、その中に元素周期表に関連した謎掛けがあるゾ。
その謎掛けにおいて、ハイパルキュは各元素の塊を出して見せるのだが、この時の描写がまた科学的におかしいんだゾ

ハイパルキュがポロニウム、アスタチン、ラドンといった周期表六段目の元素の塊を出現させた際、鉛でできた分厚い防壁でないと防げないレベルの大爆発が起こるが、これに関しては「アスタチンは半減期が短く、すぐに放射線を出しながら崩壊して別の元素に変わるから大爆発が起きた」と他ならぬ主人公ガユスの口から説明されているゾ。
少しでも物理学的知識がある人ならここで違和感を感じるはずだゾ

確かにアスタチンはアルファ線などを出しながら崩壊して別の元素に変わってしまうのだが、それは原子核レベルでの微視的な"放射性崩壊"なんだゾ。
放射線の放出による局所的な加熱は起こるかもしれナイ!が、我々が爆発と聞いて想像するようなことは起こらナイ!ゾ

原子の崩壊を爆発と表現するならまだしも、アスタチンの塊があっただけで巨視的な爆発が起こるというのは科学的にありえナイ!から大きな間違いだゾ

しかも、そのシーンの直後には、ガユスが「もしウンウンビウム(コペルニシウム)やウンウントリウム(ニホニウム)、フレロビウムやリバモリウムの塊が出現したら、発生した瞬間から膨大な熱量を出しながら崩壊するから爆煙が成層圏を突き抜けるほどの核爆発が起こる」等とトンデモ理論を披露しているゾ。
これは流石に科学に関してTN♪プンカンプンな人にも「何を一天王!?」とツッコまれるレベルの間違いだなぁ、そうに決まってる

まず、核爆発が起こるためには、
核分裂性物質が中性子を吸収する

核分裂反応を起こすと同時に新たな中性子が飛び出す

さらに別の原子核にぶつかって核分裂反応を起こす
と言った風に
・核分裂連鎖反応が持続すること
そして
・臨界質量(核分裂性物質が核分裂連鎖反応を維持するために必要な最小限の質量)を超える核分裂性物質が存在すること
といった条件が必要なんだゾ。
(核分裂だけではなく核融合のパターンもあるけど長くなるから割愛します🦪)
だから超重元素の塊が放射性崩壊を起こした際の熱量だけで核爆発が起こるなんてのはありえナイ!
物理学を知らない人でも読んでて違和感を感じそうだね、言うまでもない。しかも浅井ラボはあろうことかこれを科学に詳しいという設定の主人公に言わせてるんだからもうどうしようもナイ!

こうして並べてみると、もはや、ゆで理論ならぬラボ理論だなぁ、そうに決まってる。その世界観からテクノマジックノベルとか言われてた時期があるけどこれ、全然"テクノ"と言えナイ!

パクリがあからさまスギル……

浅井ラボはされ竜において、作家としては最大のタブーであろ、ゥ露骨なパクリ行為を堂々と行っているゾ。

・パクリ被害者その1 ウルトラマン
まず、され竜世界で《異貌のものども》と総称される様々な人外異種族の一つに古き巨人エノルムという種族がいるゾ。
これは珪金化物(珪素や金属の化合物という意味なのだろ、ゥが、そもそもこの単語自体浅井ラボの造語だゾ)でできた体を持つ身長18メートル程の巨人で、わかりやすく言うと全身が金属や鉱物でできた巨大人型ロボのような見た目をしているゾ

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女性の古き巨人エノルム、リクルゴ・ゴ

で、作中に古き巨人であるゾレイゾ・ゾというキャラクターが登場するのだが、こいつが極粒雷荷珖芒咆(ポー・イー・ペー)という、いわゆる荷電粒子砲を放つ咒式を使用するシーンがあるゾ。
この咒式を使う際にゾレイゾ・ゾはとあるポーズを取るのだが、それが、左腕を水平にし、垂直に立てた右腕の肘を左腕に当てるというポーズであるゾ。
勘の良い人ならここで察しがつくと思、ゥ。

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そう、このポーズ、完全にウルトラマンが光線を放つ時のポーズなのだゾ

しかも、ゾレイゾ・ゾの見た目も、銀色の肌と地の文で説明されているし、自ら、『光の巨人』と名乗るシーンもあるため、言い逃れはできナイ!

そしてウルトラマンのパクリはこれだけではナイ!
鉄壁のロンレルというキャラクターが登場するのだが、こいつが使う靄窠螺柘月(フルー・カース)という咒式がまた問題だゾ。
これは簡単に説明すると、頭頂部に鶏冠のように取りつけられた三日月のような型の刃を飛ばして相手を切り刻むという技なのだが、この技が使われている所を想像してみてほしいんです! 絵面に見覚えがないだろうか〜?

そう、ウルトラセブンのアイスラッガーであるゾ。

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しかも、咒式名の『靄窠螺柘月』を構成する漢字の読み方を一つ一つ調べると、
靄→アイ
窠→ス
螺→ラ
柘→ツゲ
アイスラツゲ 
アイスラッガー

これはもう完全にアウトだね、言うまでもない。 偶然だなんて言い訳は絶対にできません。絶対に。確信しています。

・パクリ被害者その2 機動戦士ガンダムシリーズ
され竜には、ザムザ・ザという古き巨人が登場するが、これに関してはもう言うまでもない。
名前から分かる通り、パクリ元は、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場したザムザザーであるゾ。

まず、ザムザ・ザは逆三角形の顔に橙色の五つの目を持つと地の文で説明されているゾ。
で、下の画像がパクリ元のザムザザーだゾ。

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ザムザザーの逆三角形に近い形状の頭部、中央にある橙色の四角形とその周りの4つの発光部位。ザムザ・ザの容姿の元になったとしか思えないなぁ、そうに決まってる。
そして、ザムザ・ザは咒式でステルス爆撃機の形に変形して空を飛ぶのが得意という設定があるゾ。
ザムザザーも大出力のホバースラスターによって高い空戦能力を備えているという設定があるゾ。
これらの事実から、ザムザ・ザがザムザザーのパクリだということがよく分かるね、言うまでもない。
そもそも、乗り物の形に変形する巨大な人型金属生命体という時点でトランスフォーマーもパクリ元に含まれている可能性が高いが、長くなるので割愛します🦪

また、主人公の師匠ポジションでジオルグというキャラが登場するが、これもモビルスーツのジオングを元にしているらしいゾ。

・パクリ被害者その3 怪奇ゾーン グラビティフォールズ

され竜には『禍つ式まがつしき』という種族が登場するゾ。これは異次元の世界から、咒式士による召喚などの手段でやって来る情報生命体で、太古より悪魔と呼ばれてきたものの正体という設定だゾ。
自分達の住む次元が崩壊の危機に瀕しているため、三次元世界に侵攻しよ、ゥとしているゾ。
意思を持った咒式とも表現される、情報だけの存在なので元々肉体を持たず、そのままの状態で三次元世界に物理的な干渉を行うことは無理です……。なので三次元世界で実体を得るために特定の物体や生物を媒体にして肉体を形成しなければならナイ!のだが、媒体の種類や召喚主の意思によって形態が変わるため、ひじょーに多種多様で統一性がなく、既存の生物学ではあり得ないような姿をしているゾ。

こう聞いただけでは、いったいなんのパクリなのかぁん? と思、ゥかもしれないが、海外アニメ、要するにカートゥーンに詳しい人なら思い当たる節があると思、ゥゾ。



ここから先は、アメリカ合衆国のテレビアニメ
『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』のネタバレが含まれています🦪
ネタバレを見たくナイ!なら『パクリ被害者その4 風の谷のナウシカ』の部分まで飛ばしましょう!





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ポリンキー……アーチャウチャウビル・サイファー

怪奇ゾーン グラビティフォールズというアニメに、ビル・サイファーという存在が登場するゾ。
こいつは銀河系よりも古くから存在するといわれる二次元世界の悪魔で、召喚によって三次元世界に呼び出すことができるゾ。
自分達の住む二次元世界が廃れてしまったため、人間たちの住む三次元世界を乗っ取ろうと企んでいるゾ。
精神体であるため元々肉体を持っておらず、そのままの状態では人間に憑依し悪夢を見せるぐらいしかできナイ! だから三次元世界に干渉するためには特殊な手段で実体を得なければならナイ!
で、こいつは見ての通り某スナック菓子のキャラクターを1つ目にしたような奇天烈な見た目をしており、こいつの部下である二次元の悪魔達もひじょーに多種多様で統一性がなく、既存の生物学ではあり得ないような姿をしているゾ。

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ビルと愉快(?)な仲間たち


ここで、され竜の禍つ式と怪奇ゾーン グラビティフォールズのビル・サイファーら二次元世界の悪魔達の共通点を並べてみるゾ

  • 異次元世界の存在

  • 人為的に召喚することができる

  • 元々肉体を持たない

  • 三次元世界に直接干渉するためには肉体を得なければならない

  • "悪魔"と呼称される

  • 統一性がなく、生物学上あり得ない外見

  • 自分達の世界が滅びかかっている

  • 三次元世界への侵攻、乗っ取りを企む

わかったかゾ?

そう、両者の特徴が似通いスギィ!なのだゾ。

国内ではマイナーな作品からパクればバレナイ!とでも思ったのだろうか〜?

・パクリ被害者その4 風の谷のナウシカ
され竜には、土鬼ドルクという亜人(人間に似た姿の異貌のものども)種族が登場するゾ。
誤字ではなくガチで『土鬼』と書いて『ドルク』と読むゾ。
何が問題なのかぁん? と思われるかもしれナイ!が、
かの有名な宮崎駿監督による名作映画『風の谷のナウシカ』の原作漫画(こちらも宮崎駿監督自らが執筆した)を読んだことがある人ならすぐに分かるであろ、ゥ。

原作『風の谷のナウシカ』には土鬼ドルク諸侯国連合という国が登場するんだゾ。
もう一度言うゾ。『土鬼』と書いて『ドルク』だゾ。

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上記が原作『風の谷のナウシカ』のwikipediaであるゾ。赤丸で囲んだ部分を読めば丸わかりだね、言うまでもない

ちなみに、浅井土鬼(パクリ元のナウシカ土鬼と区別して呼ばないと宮崎駿監督に失礼な気がするためこう呼ぶゾ)は
『されど罪人は竜と踊る 0.5 At That Time the Sky was Higher』にザコ敵として登場するゾ。
これは主人公の偉大なる師との出会いと黄金時代を描いたスピンオフだが、これに誰もが知る名作から固有名詞をそのまんま持ってきたパクリ要素を入れたりする浅井ラボの頭の中身が知りたいぃぃぃぃ(グキッ

・パクリ被害者その5  ターミネーターシリーズ

作中にゲヒンナム・ムという古き巨人が登場するゾ
こいつは体がガリンスタンという、ガリウム、インジウム、スズの共晶合金でできているゾ。普段は他の古き巨人と同じように人型だが、ガリンスタンが元々液体金属であるため様々な形に変形でき、固体化させて棘を生やしたり、物体に擬態したり、流動する性質の体を生かしてダメージを負っても元通りになることができるゾ
また、ドクロのような顔をしていると地の文で説明されているゾ

人型で全身液体金属、ドクロのような顔、擬態、変形能力、流動する体による物理攻撃の無効化。
これらの特徴を見て、察した読者の皆さんもいると思、ゥゾ

そう、これ、全部ターミネーターの特徴なんだゾ
しかも、液体金属の性質を生かした能力のくだりは『ターミネーター2』に登場したT-1000そのまんまだね、言うまでもない

それに、ゲヒンナム・ムはここに詳細を書くことすら憚られるほど
エグスギル……ことをした敵役なんだゾ
そんな奴にターミネーターのパクリ要素を付与するなんて、浅井ラボはジェームズ・キャメロンに恨みでもあるのだろうか〜?

自己満エログロ鬱展開

記事冒頭でも説明した通り、浅井ラボは胸糞、残酷描写がメッサ大好きなのであるゾ。
その嗜好はされ竜内でも遺憾無く発揮されており、例を上げると

  • 記念すべき第一巻の時点で主人公の学生時代からの親友が爆殺される

  • 独裁者に捕まって自分も仲間も拷問され、仲良くなった女の子が目の前でlayPされた挙げ句、全員荒野に放り出され餓死寸前になり、自害した女の子の死体を食べて生き延びる

  • かつて勇者と呼ばれた軍人が、少数民族の虐殺に加担してしまったため罪悪感に耐えきれずヤク中になる

  • 全身液体金属の化け物にlayPされて奇形児を孕まされ、出産時に腹が裂けて死ぬ

  • 主人公と仲良くなった一般市民達が赤ん坊までゾンビ化させられて、それを主人公が殺す羽目になる

  • 幼女が生きたまま解剖刀で切り刻まれ、輪カンされてアナ、ゥまで犯される

  • 900人以上を殺したイカレ殺人鬼に少女が監禁拷問され、妊娠させられる

  • 何の罪もない一国の王女が暴徒に拷問、凌辱され、視力、発話機能と歩行能力を失う

と、こんな風にされ竜の登場人物は酷い目に遭ってばかりである。
(しかもこれだけやっておいて何故かされ竜は18禁指定されていナイ!)
念の為言っておくが、自ブーン(筆者)はエログロ鬱展開が嫌いなわけでも、表現規制を叫んでいるわけでもナイ!!ゾ!

むしろ自ブーンは割と鬱展開を好む傾向があるゾ。
だが、凄惨であれば、胸糞悪ければなんでも抜ける👍️という事ではナイ!

話は逸れるが、みなさんは『ONE PIECE』という漫画を知ってますかぁん?
有名スギル……から説明は要らナイ!と思うので割愛するゾ

『ONE PIECE』にも様々な胸糞、鬱展開が存在するゾ。(少年漫画であるため直接的な性描写やスプラッター系グロはナイ!けど)

何の罪もない人々が奴隷にされ、玩具のように扱われたり、善良な心を持った人が差別や偏見、弾圧、虐殺など世界の理不尽さに屈したり、屈強でみんなの憧れになるような男が容赦なく尊厳を破壊されたり、露骨なエロシーンはナイ!けど性暴力の仄めかしや望まない妊娠があったり、『ONE PIECE』もされ竜に劣らずそういう描写が多いゾ

で、『ONE PIECE』 と『され竜』、どこで差がついたのか。
それは、カタルシスの有無だゾ

ONE PIECEの場合、鬱展開があってもそれが永続したり、希望もクソもないバッドエンドになったり、救いのない結末になることは基本的にナイ!

なぜなら、ONE PIECEはその作風からして、例え地獄の状況でも、仲間を信じ、夢を諦めない意志の力と希望で、悲劇的な現状を打開し、凄惨な過去を吹き飛ばして未来へと進むことができるということを示す物語であるからだゾ

逆境に立たされても友情・努力・勝利でそれを乗り越えるからこそ、
ビビ達はアラバスタをクロコダイルの手から取り戻すことができたし、
オトヒメはミョスガルドを説得して魚人差別解消への一歩を踏み出すことができたし、
ロビンはサウロと再会することができたし、
最終的に皆で自由や平和を勝ち取り、「宴だああああああ!!」をやることができたのであるゾ。

つまり、尾田栄一郎先生は胸糞、鬱展開を単なる自己満足で終わらせず、目を覆いたくなるような悲劇をぶっ飛ばすカタルシスに繋げているため、物語の面白さを維持できており、それゆえ『ONE PIECE』は少年漫画の金字塔として世界に名を轟かせているのだゾ

浅井ラボの信者は、「され竜は鬱グロで高尚なんだぁぁぁ!🤓」等と主張することがあるが、鬱展開はあくまで物語を構成する上でのギミックの一つに過ぎず、それ自体は別に高尚なものでも何でもナイ!
後味の悪さと文学性の高さを混同してはいけナイ!ゾ!

こうも解説してきたが、「何を書くかは作家の勝手だ!」とか
「お前も表現の自由を掲げてるだろ!!」と言われるかもしれナイ!
でもそれは意味のない反論だよ。
それくらいは自ブーンも理解しているんだゾ。エログロ鬱展開を書くのも作者の自由だし、規制、禁止しろと言うつもりは全くナイ!
だが、それと同時に、その描写に対して読者がどんな感想を持つかも自由なのだゾ

カタルシスも糞もあったものじゃナイ、ただただグロくて救いがなくて後味悪いだけの話を書きたいならそうすればいいんだゾ。表現の自由があるから。(一応言っておくが、され竜は商業作品だゾ)
そして、そんな作品に対して『なんだこの自己満ラノベ』という感想を抱くことも読者の勝手なんだゾ

自分の好きなものを自由に書くということは、それが好きじゃない人達からは評価されない可能性があるということに他ならナイ!
自己満エログロ鬱展開を書いてもいいが、それによって低評価を受けたり、似たような描写がある他の作品と比べられたりする覚悟を持てということなのだゾ

設定がメッサガバガバ/コロコロ変わる

され竜は物語の途中で設定がいきなり変わったりすることで知られているゾ

突然の用語の変更
パクリ問題の項目でも述べた《古き巨人》には、一般個体より上位に、指導者格である巨神や帝、王等が存在する。

だが、『巨神』という名称が何の説明もなくいきなり『皇』に変わったことがあるのだゾ。

六道厄忌魂疫狂宴(アヴア・ドーン)という病原体型の禍つ式を召喚する咒式があるが、これは当初、超定理系第七階位に分類されていたゾ
だが、後になって再登場する際は、特異点系超越階位《六道禍骸嵬餓狂宴(アヴア・ドーン)》に変わっていたのだゾ
そしてこれに関してもなぜ系統と階位と漢字表記が変わったのかの説明はナイ!(変更については登場人物も全くノータッチ)

咒式と魔法の区別
され竜世界において、咒式はあらゆることを可能とする技だが、あくまで科学技術の延長線上にあり、決して魔法と同じではナイ!ということになっているゾ。

咒式士が自分の無力さを嘆くシーンで、「俺達は神でも魔法使いでもない」と地の文に心理描写が為されたり、原理が解明されて体系化される前の咒式が"魔法"と呼ばれていたことに対して主人公が「魔法というのは頭の悪い名称」と言ってのけたりする描写があることが、それを裏付けているゾ

しかし、それにしてはおかしい描写があるゾ
作品で咒式を使うための武器が『魔杖剣』、つまり『魔法の杖の剣』と呼ばれていることだゾ

咒式に関連した用語は他にも、咒弾、咒符、咒力、咒印組成式、甲殻咒兵など、『咒』という漢字がつくものばかりであるゾ
それなのに、咒式を使うための武器の名称が『魔杖剣』という安直すぎるネーミングなんだゾ

他に軒並み『咒』の字がついていて、尚且つ咒式と魔法は別物と物語内でも強調されているのにも関わらず、武器の名称が『魔法の杖の剣』。
このちぐはぐさが読者に違和感を与えることは間違いナイ!ゾ

咒式の名前
作品の咒式の名前(ルビの部分)は主にレメゲトンの悪魔を元に命名されているが、基本的に咒式の効果と咒式名の元となった悪魔は関係がナイ!
しかも、効果が違うのに同じ名前の咒式もあるゾ
生体生成系第三階位《副心輪瘤(ザ・ガ)》という心臓の代わりの臓器を作る咒式と
化学練成系第二階位《砒酷霧(ザ・ガ)》という毒ガスを作り出す咒式があるゾ
全く違う咒式なのに名前が同じなのは完全に作者のミスだなぁ、そうに決まってる

咒式の系統分類
され竜は、科学知識の項目でも挙げた厳冬霜御手(ボガトー)の分類を筆頭に、咒式の分類にもおかしい部分があるゾ

まず、され竜の咒式の分類を載せるゾ


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以下に、おかしい部分を挙げるゾ(これでもまだ一部だゾ)

化学錬成系第一階位《磐盾(ウオル)》という岩の壁を生み出す咒式があるが、そもそも岩は珪素や金属が主成分なため、化学鋼成系か化学珪成系に分類されるのが適切だゾ

雷環反鏡絶極帝陣(アツシ・モデス)という高密度のプラズマの防壁を作り出す咒式があるが、電波関係ないのに電磁電波系に分類さレてるゾ

電磁電波系の緋視(サーモ)という赤外線探査で熱源を探る咒式があるが、扱うのが赤外線なのでどちらかと言えば電磁光学系だゾ

極粒雷荷珖芒咆(ポー・イー・ペー)という電磁光学系第六階位の咒式があるが、これは電子や陽子、または重イオンなどの粒子を発射するものであり、扱うのは電磁波ではないので電磁光学系なのはおかしいゾ

金剛示(アナラゼ)や金剛不可晶壁(アモイモ)という金剛石の弾丸や壁を生み出す化学錬成系咒式があるが、金剛灼晶光環嶄(シヤー・ミール)という金剛石の円盤を生み出す咒式は化学晶成系になっていたりとちぐはぐだゾ

通常、金属を生み出す咒式は化学鋼成系なのに、融解した鉄を生み出す灼熔黒鐵津波(クル・ダーレゴン)は化学錬成系だゾ

このように、分類が矛盾だらけだゾ
しかも、似たような系統である超定理系と特異点系の違いすら説明されてナイ!上に、初期は超定理系だった咒式が特異点系にいきなり変わったことがあるゾ
ちゃんと考えていないのだろうか〜?

誤植が多スギィ!!

され竜は商業作品としてどうなのと言いたくなるレベルで誤字脱字が多いゾ
「誰にでもミスはあるじゃねぇかよえーーーっ!」と言う信者もいるかもしれナイ!が、それを考慮しても誤植が多スギル……し、アンチではない普通の読者からも指摘されてるゾ
全て挙げるとキリがナイ!のでほんの一部を紹介するゾ

・軽飯店のホートンがガユスを「ガユ」と呼ぶ

・「俺のかたわらに」が「かたわの傍らに」になっていた
最早ギャグだね、🦀ウワハハハハハハ

・テレフタル酸がテレタフル酸になっていた

・息絶(オキシ)という酸素濃度を下げる咒式が、閉息(ノキシ)という表記になっていた

・数法式法系第一階位《虚刃(レイジ)》の分類が数法数式系になっていた

・誤字のせいで、イベベリア公国の国境の戦いで王様がのこのこ前線に出てきて吹き飛ばされる超展開に
「山麓では長大な尾が振られ、イベベリア王が吹き飛んでいた」

結局なろう系と変わらナイ!

され竜は独自性のあるラノベだと信者に評価されることが多いゾ
確かに咒式の解説だけ見れば初見はそう思うかも知れナイ!
だが、自ブーンはこれに異を唱えるゾ

竜の人化
され竜には竜、つまり爬虫類型の強大な《異貌のものども》が登場するが、かなり気軽に咒式で人間の姿に変身するゾ
人間より高位で誇り高き種族である竜(され竜内でも竜はそういう種族として描写されている)がカジュアルに人の姿になるというのはなろう系作品で非常にもうひじょーによく見られる傾向だゾ

作中の人類諸族
され竜世界には人間以外にも様々な知的生命体がおり、その中の一部が人類諸族に含まれているゾ。例えば……
アルリアン人:尖った長い耳を持ち、細身で青年期が長い種族
ノルグム人:身長が低く、筋肉質で器用な種族

これらの特徴を見て、気づいたことがあるんじゃないかゾ?

そう、アルリアン人はエルフ、ノルグム人はドワーフといった風に、なろう系ファンタジーによく登場する種族を元にしているのだゾ。(面倒なので元ネタの解説は省くゾ。詳細については検索してほしいんです!)
そして、実際浅井ラボもアルリアン人はエルフがモチーフだと白状しているも同然の発言をしているゾ


亜人種族
人類諸族と敵対するとされる、人間に似た姿の異貌のものどもを亜人と呼ぶゾ
以下のような種類があるゾ

豚鬼(オルク):豚のような顔をした亜人
犬鬼(コボート):小柄で犬のような顔をした亜人
大鬼(トローレ):人間の倍はある身長、象のような皮膚、額の中央からは捩じれた角を生やしている
食人鬼(オーグル):身長三メルトルにもなる亜人
霜の巨人:体長三から五メルトルほど。北方に広く分布する。古き巨人とは別物。
山の巨人:一際大きな十数メルトルもの巨体を持つ。古き巨人とは別物。

これらに関しては、名前を見てみればすぐに分かるはずだゾ
オルク→オーク
コボート→コボルト
トローレ→トロール
オーグル→オーガ
といった風に、なろう系ファンタジーによく登場する敵対種族が元になっているゾ(霜の巨人と山の巨人は北欧神話に登場する種族から名前をそのまま取っているゾ)
名前以外にも、オルクの豚顔やコボートの犬顔、トローレやオーグルの大柄な体格などは、なろうファンタジーにおける各元ネタ種族の特徴と合致するなぁ、そうに決まってる

もっと言えば、竜や古き巨人、禍つ式まがつしきといった、作中で強大な存在として登場する種族も、ナーロッパ(なろう系に顕著な中世ヨーロッパ風のファンタジー世界のこと)に頻出するドラゴンやゴーレム、魔族などが元となっていると考えられるゾ
(実際、作中には古き巨人を模して造られた兵器として、『メローグ』というgolemを逆さ読みにした名前の兵器が登場するし、禍つ式は古来から悪魔と呼ばれてきたと明言されているゾ)

このように、され竜は信者の評価とは裏腹に、その設定の多くがなろう系ファンタジー世界を基盤としているのだゾ

まとめタ〜イム! いきますよ〜?

いかがでしたかぁん?
最後まで読んでくれたなら、され竜の評価と実態の乖離がよくわかったと思、ゥゾ

もしこれを読んだのが浅井ラボ信者なら、「重箱の隅をつつくようなこと言いやがって……!」と、顔がRed通り越して変な色になるほど怒っているだろ、ゥ

でも、いくらアジャスドゥーイ💢と怒りを顕にしても自ブーンがこれまで列挙してきたことを無かったことにはできナイ!ゾ

そもそも、され竜は『知名度の低さ』というベールに守られていたため、今までまともな批評を受けずに済んでいただけであり、遅かれ早かれ自ブーンのような熱心なファンチに目をつけられて辛口評価される運命さだめだったのだゾ

だから、信者のみなさんはこの記事にキレてる→暇があったら大好きな浅井ラボ先生にアドバイスでもしてあげるべきだなぁ、そうに決まってる

それでは、グッバーイ!
See you next time !

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コメント

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『されど罪人は竜と踊る(され竜)』に対する批判|深井センター
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